こんにちは、2年目管理栄養士のHです
2月14日に北区老人福祉センターで健康セミナーを開催させていただきました！
約40名の方が参加して下さりました
ありがとうございます
健康セミナーは一人暮らしの栄養と薬の講座と題して、1部は栄養士、2部は薬剤師から、お話させていただきました
まず栄養士からはシニア世代に大切な食生活のポイントを2つに分けてお話しました！
1つ目は筋肉をつけるためにたんぱく質とビタミンDを摂ることですたんぱく質やビタミンDはどんなものに多く含まれているのか、クイズを交えながらお話しました！
次の3つのお魚の中で、たんぱく質が一番多いのはどれでしょうか
1.まぐろ
2.まだら
3.さば
正解は1番のまぐろです
お刺身で気軽に食べられるので、ぜひ積極的に摂ってみてください～
2つ目はスーパーやコンビニのお惣菜や冷凍食品を使って、3食しっかり食べることですなかなか毎日3食バランスよく作るのは大変、、、
そこで活用していただいたいのが、お惣菜や冷凍食品！
冷凍食品は添加物が多いし、安全ではないのではないか、栄養がなくなってしまっているのではないかと感じる方もいらっしゃると思います
加工食品には食品添加物が使われていて、冷凍食品が特別多い訳ではありません！
また栄養面では冷凍食品は急速冷凍で加工されているため、生と比べてほとんど変わりません！
また野菜を買っても使いきれなかったり、色んな種類を買うのは大変だったりする方もいらっしゃると思います
最近ではさまざまな種類の冷凍野菜が販売されています！
食べたい量だけ使えて、色んな種類の野菜がとれるので、せび活用してみてください
次に薬剤師のHさんから認知症の予防とお薬のあれこれについてお話していただきました！
認知症の症状は記憶障害、理解力や判断力の低下など様々ありますが、その症状の表れ方は元々の性格に影響され、個人によって異なります
老化によるもの忘れと認知症の違いとして、老化によるもの忘れは体験したことの一部分を忘れてしまいます。
例えば、今日Aさんと夕飯を食べに行ったけど、何を食べたか思い出せない。
認知症は体験したことをまるごと忘れてしまいます。
例えば、今日Aさんと夕飯を食べに行ったこと自体を忘れてしまっている。
認知症にどんな症状があるのか知っておき、早期に発見することも大切です
認知症のお薬現在販売されている認知症のお薬は4種類あり、すべて認知症症状の進行抑制で、病態そのものの治療ではありません。
中には貼り薬もあり、患者様に適した種類を選べます
認知症のお薬だけに限らず、口のなかで溶ける口腔内崩壊錠剤や粉薬やゼリーなど、様々な剤形があります
もし現在服用されているお薬で飲みにくいもの等ございましたら、お薬の種類によってはご用意出来ないものもありますが、ぜひ一度薬剤師にご相談下さい
最後に
ジェネリック薬品について
ジェネリック薬品は後発医薬品とも言われ、先発と効果は変わりませんが、お値段が安くなるお薬です
お値段が安くなる理由としては、先発(新薬)では大きく費やされる研究開発費などのコストがジェネリックでは大幅に縮小されるからです
違いとしては保存剤等添加物や製法等がありますが、有効成分は全く同じです
認知症のお薬の中にもジェネリックでご用意できるものが1種類あるみたいです
今回のセミナーを通して、参加してくださった方から実際に悩んでいることを聞かせていただき、触れあうことの楽しさや大切さを学びました！
今回は貴重な機会を下さった北区老人福祉センターの方々、本当にありがとうございました！
長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました