やっぱりちょっとひっかかる…
それでもせいいっぱい送り出したい……
あ、もちろん“旅立ち”そのものは素直にお祝いすべきこと。その証拠に、この華やかさ。
あとで触れますが、ワンマンでのラストステージだけあって、編成も豪華。
うたをひとやすみすれば、ふわふわなところがあるのも、いつもどおり(←失礼をお許しください…
)
そうはいっても、伏せきれない想いがあるいはあったのかもしれません。かみしめるように発せられるメッセージのひとつひとつ、気にならないわけがないのです。やっぱりそうなのかな…
感じ方にはもちろん個人差があると思いますので、あくまでここに書くのは当日記筆者個人の見解であることは、先に注釈をつけておきます。
さて、遅くなりましたが、本稿から2023年分をしたためてまいります。
改めまして本年も当日記、よろしくお願い申し上げますm(_ _)m。
2023年最初の出動は、実は「ラストワンマン」という“送り出し”の場。場内の雰囲気はワンマンライブらしく華やかそのものですが、これが最終回か…と思うとちょっと寂しいなぁというのが正直なところ。
ということで、unconditional love(以後、アンコン)さんのラストステージ。当日記ではわりと珍しい平日の出動ですが、19:30開演と若干遅めでもありましたので、このようなだいじな場には出動という選択をすることになります。まぁ、新年1週目ですし、流石に急用等々にあえぐことなく、無事に会場である渋谷Pleasure Pleasureさんへ向かうことができました(ほっ…)。
大舞台だけあって、ロビーには所狭しとお花が並び、ちょうど入場中のところに到着したこともあって、それは賑やかな光景。2階席も解放されていましたが、筆者は1階席のステージに向かって右側後方の一角に陣取ります。
ロビーが賑やかだったぶん、定刻よりも若干押してスタート。ご本人を入れて6人編成でのバンドスタイルステージの幕が切って落とされます。打楽器系はパーカッションではなくドラムですので、なおのことパワフルです。
アンコールを含めてほぼ2時間のステージは、いつもに比べてMCは控えめ。ラストのステージのためにアンコンさんご本人がセレクトされた曲たちが、バンドセットの力強いサウンドとともに歌い上げられていきます。もともと感情を強く込めて唄うアーティストさんではありますが、やはり“この日で最後”となると、いっそうそのような感を強くします
。
多少なりともほぐれた感があったのは、バンドメンバーを紹介する時くらいだったかも。最近の定番パターンであったり、はるか昔の学生時代から懇意にしている方が一緒のステージでは、自然とそのようになりますね。こういう方々に支えられての活動であったことがわかるというものです。
それ以外のお時間は、唄っているときはもちろん、合間におひとりで語るときのMCでも、ご自分に、そして聴衆にこれで区切りと言い聞かせるような感じだったかな…というのが、全体を通しての筆者の見立て。休止宣言の表明の中にも、ジャンプアップのための活動休止であることがうたわれています。
ですが…
やっぱり気になるフレーズはあるもので、「生のライブにもぜひ足を運んでほしい…」
確かに、コロナ禍初期のひところを思い返せば、筆者の出動自体はほぼコロナ禍前の頻度には戻り、厳密に座席を一つおきに使うといった光景がようやく消え、マスク越しであれば声出しもOKになってきてはいます(“ぶたい”だと、まだ面会なしのオペレーションが大勢ですが)。
が、当日記でもコロナ禍当初に危惧したような「(ステージに)足を運ぶことがない日常に変わった」という選択を下したひとも、また無視できないボリュームになるわけで。筆者の環境でも、電車が徐々に不便になっていく趨勢の中では、これから“コロナ禍の影響を受ける”可能性もなくはありません。。。
気にするなと言われても、やはりそこは引っかかる。。。
そうであるからか、カーテンコールの際、はなむけの花束を寄せるひとの波が、ひとしきり続きました。
あらためて、無理なき範囲でいろんな縁で出会うことになった演者さんを支えていきたいと思うステージ。。
アンコンさんに対してのそれは、ひとまず最後になってしまいますが、こういう場が途絶えることがないように。
そして、何かの縁でご復帰されたら、またWelcomeですからね