ゆるくきれいにはなやかに … 松岡里果さん・飯田舞さん@中目黒(1月5日) | まるゆいのおと日記(ですよ)

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本業は天気屋の私、まるゆいの'行動記録'的なもの。もっとも、多いのはライブレポ♪、次に旅のはなし(でありたい...)。
どうぞごゆるりとお楽しみください。
※コメントは承認制にしております。ご了承くださいませ。

そろそろ今更感が出てくるころではありますが…
改めまして、あけましておめでとうございます鏡餅。2019年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m。


一応、筆者の”仕事始め”は、カレンダー通りの1月4日でしたが、やっぱり、1日だけぽつんとお仕事を入れるよりは、お休みにしてしまうひとも数多く、”生業”の実質的なスタートは今週という感じ…。もっとも、長~いお休みにしたひとがそれなりにいるとなると、”新年第1週目”からすでに結構な仕事が押し寄せてきますびっくり。閑古鳥が鳴いているよりはいいんですけれどね。

そんな、”生業の実質的なスタート”と、”実家と親戚へのお年始回り”の間に、当日記のメインたる”おと”と”ぶたい”のほうにも、それぞれお年賀を用意してのお年始回りでございました。


というわけで、まずは5日土曜日は”おとルンルン”のほうのお年始回り…。そのお相手は、こちらのお二人。




盟友同士の松岡里果さんと飯田舞さんのツーマン。
新年最初の週末ということで、クリスマスとバレンタインデーの谷間にあたるこの時期。若干きらびやかさは抑え気味の体をした、中目黒の街をしばらく歩いていくと、住宅街の中にたたずむバーが見えてきますカクテル

それなりの広さはありますが、お年始回りの場となれば、街中の”きらびやかさ抑え気味”の雰囲気からは打って変わって、華やかさと熱気に包まれた場内が展開します。壁際に席を確保し、こういう場では珍しい日本酒を、まさしくお屠蘇としてセレクトすると、ステージの方もスタート日本酒


先攻は飯田舞さん。



(お写真は、終演後のものです)

通称”ボス”(実際にプロデューサーさんでもあります)の東大黒さんのパーカッション、渡辺さんによるベース、そしてご本人はカウンター前に置かれたグランドピアノによる弾き語りスタイルであります。その第一音は、アップテンポの「Start」。新年の幕開けは、明るく場内のクラップ付きで進み始めます拍手

そのあとは、しばらく華やかというか、おしとやかな雰囲気で、「夕立」→「さくら」→「あいたい」→「キミの隣で」と進んでいきますキラキラ。途中で里果さんもフルートで参戦。あくまでもバーなので、和装ではありませんが、洋風のお正月という空気感が場内を包み込んでいきます。で、おしとやかだけれども「(里果さんの)衣装借りてきた(^^;)」とか、とか、…、なんとな~くゆるめのステージに仕上げていくのも、まだ松の内の頃のステージという感がありますねチョキ
再び手拍子付きの「tric」ではじけたあと、最近のゲームのテーマソングである「約束の日」がラストの曲。時折はじけつつもおしとやか。人気の理由がわかりますグッ


後攻は松岡里果さん。



(お写真は、終演後のものです)

このひとのサポートではおなじみの、高田慶二さんのギターに、吉野さんのピアノを重ねた、こちらも3人編成のステージです。
里果さんは、まずはフルートによるインストでの幕開け。楽器のおとだけで伝えるお正月は、また雰囲気も新たになりますねキラキラ

うたは「さくら -The Giving Tree -」からスタート。里果さんの第一声は、あくまでもゆったりとしたもの。ここからは舞さんも改めてコーラスとして参戦していきます。一方、お正月には”身近なもの”になると思われる「ニレイニハクシュ」。普段から場を盛り上げる曲のひとつではありますが、この時期に演じられると、いかにもという感じですね。

さて、”誠実な不器用さ”が、ある種魅力でもある里果さん。その後のセットは、「いつか終わる恋をしていた」→「水彩」→「Way to go」。曲調はもちろん三者三様ですけれど、「ニレイニハクシュ」のあとに並ぶと、新春の凛とした空気感を引き立てる感じになっていたような流れ星
もっとも、「Way to go」で本編が終了すると、そこからは場内揃ってしばしゆる~いお時間。アンコールを自ら煽り(笑)、2019年の決意…ということで、”ことしの一文字”を選んでみると、少々見た目がねぇ~…(ちなみに、里果さんは”解”(ほどく)、舞さんは”向”(むきあう)だそう)、いや、ゆる~い決意表明…ですね。

最後は、Kiroroのカバーで「冬のうた」。当日記筆者も、冬の曲といえば一押しなのが、いまでもこの曲だったりします。もう発表から20年たちますが、その透明感はいささかも色あせることがありません。このお二人によるカバーも、そのような透明感をたたえたものでしたキラキラ

ともかく、平成最後のお正月、はじまりはゆるくきれいにはなやかにルンルン。”いい感じ”の幕開けでありました。ことし”も”とちゃんと言えるくらいおじゃまできますように。よろしくお願いいたします(*^^)v