ここに草の根目線あり … あーたさんほか3組 （「花ポフ会」 9/30＠西荻窪）

あれよあれよという間に、衆院選が行われることになりました…。
のみならず、某主要野党は事実上3分裂し、どっかの都知事がいきなり”主役”を演じて引っ掻き回す、劇場と化した国政…。

まるゆい個人的には、「なんやねん、これ」っていう感じですが、さすがにこればかりは、一庶民の力で変えられるようなものではありません。
さらに、最近の報道などを見る限り、特に、いわゆる”右”と思われているひとびとの、上から目線の発言や行為に、本当にうんざりさせられます…。特定の政治家が…というのでのはなく、”右”とみられる論客や報道機関までもが、同じように上から目線で記事とか出版物を書いている（ように見える）…。場合によっては、異なる意見を持つ者の揚げ足取りをしてるような記事すら目にするわけで…。
あくまで個人的な感覚ですけれど、もう少し多様性を許容するくらいでないと、この先とんでもないしっぺ返しが来るような気がしてなりません。今の政権党も、以前は、いまよりも違う意見を聞く耳を持つ余裕があったように感じられます。


さて、さすがにこの場所では、そんな”上から目線”なんてものはなかろう…というところで、筆者まるゆいの9月の〆…。前週に引き続いて、30日の土曜日は昼夜のダブルヘッダーです。
そのうち、昼間の場所はこちら。

ということで、おそらくは初めて降り立つ西荻窪のアートリオンというお店。奥にパティオを望むステージで、つるうちはなさんが主宰する”花とポップス”ゆかりの4組の唄い手さんによる、ゆるっとしたパフォーマンスであります。

もちろん、ステージがあるからには、ちゃんとしたパフォーマンスもあるわけですが、何しろお題が”オフ会”ならぬ”花ポフ会”。したがって、皆さんステージに立つだけでなく、厨房にいたり、はたまたウエイトレス＆ウエイターさんであったりと、いろんなことをしています…。

そこに”上から目線”など存在するはずもありません。この日のメンバーお手製のランチプレートをありがたくいただき、この場所が平和であることに感謝…となるわけです。




おかずは、はな社長ことつるうちはなさんご自慢のレシピ。おにぎりはNakanoまるさんお手製です。
でもって、端っこに写っているのは、泡盛…。こういうのを見ても、”平和の象徴”ですな。


そんなわけで、ステージはこの日の仕切り役になっているあーたさんから。この日は、セット自体は皆さん3曲程度でして、あとは普段とは違う出し物…といったところ。

ご自分のステージが終わると、あーたさん、”仕切り役”にもどり、次なる主役、Nakanoまるさんを呼び出します。このNakanoまるさんを、”花とポップス”に誘ったのがあーたさんということで、対バン自体はまだそれほど多くないそうですが、ある種最も結びつきの強いひと同士のステージになります。それぞれに特徴のある高音がアイデンティティーと思われるお二人ですが、特にNakanoまるさんのそれは、本当に個性的であったりします。来月には、新譜リリース予定…

…のこのひとに、じゃんけん＆ハンマーたたきゲームをやらせるのが、この日のあーたさんのミッション（笑）。ひとしきりレクチャーするのですが、やってみると、全く反応できずにあえなく敗れ去ったのはあーたさん。Nakanoまるさん、めちゃくちゃ反応が早かった
このように、ボケ役？はひたすらあーたさんご自身が担い、メンバー陣を引き立てていきます。


続いては、ヒナタとアシュリーのお二人が壇上に。
今でこそ男女ユニットですが、当初は3人編成になるはずだった…という、このお二人のFAQからスタート（笑）。

＃ちなみに、その”もうおひとかた”は
　「非常勤メンバー」として
　しばしばサポートはされるらしい…。

で、ユニットならではのゲームのお題は、以心伝心…。当然のように？ヴォーカルのヒナタミユさんの考えていることを、”執事さん”たるギター＆ドラムのトヨシさんが当てに行く…という役回り。息の合ったこのお二人のこと、結構当たってましたね～。
こちらも、そのようなシーンが出現する前に、あーたさんが出す問題が、難しすぎて逆にハマる…というおまけがついてきます。あーたさんのほうは、ここでもず～っと体当たり？っぽい役回りみたいです（笑）。

思考的には、彩りのある感性を持ったミユさんと、理論派のトヨシさんという、真逆な感じらしいのですが、だからだったのかな、最初に聴いた時から気になるパフォーマンスで魅せてくれるのですね。ひとしきりゲームで楽しませてくれたあとは、それはそれは和やかなライブシーンになっておりました。


最後に、はな社長こと、つるうちはなさんの出番。安定の激しさと奔放さで場内を熱くするひと…であります。少々のことがあっても気にしないという強さと、そうはいっても実はかなり繊細という両面をあわせもっている感じですね。
それは、このひとのうただけでなく、「花とポップス」の主宰者という、”社長業”の中にも、その両方の感覚が表れているわけで…。このプロジェクトの展開は極めてアグレッシブであり、そこに集うひとびとへの心配りも、また鮮やかです。こういうひとだからこそできる企画…という感じがしましたね。お題の通り、まさしく”オフ会”です。


昼間ですので、終わり方もゆるっとしています。この日スタッフさんがいなかったヒナタとアシュリーのお二人の、恒例の？チェキ大会は、専任の撮影者がいませんので、聴衆が代わるがわる撮影者に（笑）。はな社長とあーたさんも、まぁしゃべるしゃべる^^。

＃Nakanoまるさんは、”次の現場”へのご出発後のため、閉店時間にはご不在でした…

たぶん、アグレッシブな展開を続ける「花とポップス」は、さらに成長していくのだろうと思いますが、この日のような平和なシーンを、これからも作っていってほしいなぁと思ったのであります。