晩夏の心地よい贈り物 … 安里麻紀さんレコ発企画「ナツツバキ」(8/27@志津) | まるゆいのおと日記(ですよ)

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本業は天気屋の私、まるゆいの'行動記録'的なもの。もっとも、多いのはライブレポ♪、次に旅のはなし(でありたい...)。
どうぞごゆるりとお楽しみください。
※コメントは承認制にしております。ご了承くださいませ。

台風10号の通過とともに、筆者のアパート周辺では、蒸し暑さがだいぶん和らいできました。夜風はとても心地よいものルンルン
ただし、築40年超といえども…というより、常時換気装置とか存在しない、設備がシンプルな古い鉄筋コンクリート住宅だと、時として、室温はなかなか下がってくれないわけで、今夜は、風呂上がりに一瞬クーラーをかけております…。

さて、今回は、ひと、場所ともにお久しぶりの、このシチュエーションです。






ということで、なんだかんだで今年最初の京成志津駅下車の、Sound Stream Sakuraであります。そして、主役は半年ぶりの安里麻紀さん。レコ発企画CDということで、ゆかりのある歌い手さん5組を交えてのステージです。

この日(8月27日)は、台風10号の通過前ですが、急に北東の風が吹いて涼しくなっていました。天気はぱっとしないものの、暑さは小休止。初秋という名のやさしさが準備を始めたころ、という感じでしょうか紅葉

そうだからか、つけられたお題は「ナツツバキ」。新譜のタイトルでもあり、そのものずばりタイトル曲でもありますが、娘さんの名前の由来になった木。従って、優しくないわけがないのですウインク


いかにもこの箱らしく、男女入り混じる演者陣。麻紀さんご自身がバンドで攻めれば、演者さんの中にも、2組、男性4ピースバンドが混じっています。この箱ではおなじみの方であったり、メンバーに幼馴染みがいたり…。こうした激しいパフォーマンスの中にも、やさしさがあったりするわけで。

かたや、バンドのそれとはまた違う激しさがあった、てふてふさん。
当日記では2年半ぶりの登場ですが
(2014年2月22日@高田馬場)
http://ameblo.jp/maruyui-otonikki/archive1-201402.html

フロア前方のスタンディング対応用のガードを超えて、客席側になだれ込んでのパフォーマンス。前回同様、激しいといえばそのとおりですが、組まれたセットは、これもまたかなり緩やかな歌詞のもの。「これからも歌で…ウインク」ときます。そうだね…と納得の時間るんるん

もうひとかた、上田マユミさんは、バンドスタイルでのご登場。パーカッションではなく、ドラムを従えていますが、やはりこの場だからか、このひとにもセットには柔らかさを感じました。


麻紀さんのバンドには、演者としても登場した、ヒトイロさんがピアノを担当。今回の新譜のアレンジャーでもありますので、これまたゆかりの深い方。
例によって、歌っているときの透明な空気感キラキラと、バンドメンバーにも突っ込まれる、グダグダ?な語りとのコントラストは健在。願わくば、お子さんにツッコミを入れられるようになっても、変わらないでほしいなぁ(笑)。

新譜のタイトル曲「ナツツバキ」もそうですが、この日新曲として、途中の弾き語りタイムで披露された「ハリネズミ」も、お子さんができたからこそ生まれた曲…。ざっくりいうと、とげとげは脱ぎ捨てて…という感じの歌詞ですが、確かに以前はこんな曲調のものはなかったようなグッ。確実に新しいスタイルを築きつつあるようです。


幾分早めの時間にスタートしたせいか、はじめは少し余裕のあった場内でしたが、終わるころには、さらさらの風が吹き始めるこの時期らしい、心地よい空間を楽しむひとがあふれていました。晩夏の贈り物、ありがとうございましたぁニコニコ