夏の終わりに、ふと物思いに … 森本真伊子さん at 下北沢(8月28日) | まるゆいのおと日記(ですよ)

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9月に入って、まだ3日目のはずですが…、

失速したかのような今年の夏 。もう9月に入って何日も経ったかのような、そんな涼しさが、ここしばらく続いております。もっとも、さわやかな晴れ…の日はあまりなく、理科の教科書に出てくる通りの、秋雨前線がウロウロしているのか、いまいちスッキリいたしません…

しかし、最近、だいぶご無沙汰していたこの方ならば、きっとスッキリ、そして、いまいちはっきりしないこの頃の天候に、スパッと個性的に刺激を与えてくれるんじゃないか 、というわけでして。この日、8月28日もくもり空 だった、都内は下北沢まで出動してまいりました


その、「期待する方」とは、森本真伊子さん。前回は…と思って見てみると、ほぼ一年ぶりでございました。ありゃりゃ(^^ゞ

(2013年9月13日@志津)
http://ameblo.jp/maruyui-otonikki/archive4-201309.html

そして、それをもり立てる演者の皆様方は、こちら。 

 



当日記では、松澤春奈さん、unconditional loveの皆様方、そしてホスト役のRISAさんの3組が、初登場であります。もっとも、お噂はかねがね…という方もいらっしゃいますので、久しぶりに、聴衆のほうにも、当日記筆者が知っているお顔が、ちらほらと見える場内であります


ほぼ定刻に、まずはホスト役のRISAさんが登場し、映画撮影のごとく、カチンコ で開始宣言。ついたお題が「木曜ロードショー いつかのラブレター」ですから、まぁそのとおりなスタートではあります。
ですが、良薬口に苦し…ではありませんが、お題にある”ラブレター ”、甘くもあり、苦くもあり。味付けは5人5色…。

トップバッターは、松澤春奈さん。ギターで弾き語りというスタイルであります。
きけば、まだ二十歳そこそこだそうですが、一発目から奥が深い… 。「137億年」、「言って」と続く、シンプルなタイトルには、聴き手がいかようにも解釈できる自由さを含んでいます。弾き語りのそれと、音源(この2曲は音源化されています)のそれとを聴き比べても、そのときそのときの感情で、どことなく空気感が変わってくる…。そういう考えられた唄たちであります


2番手は、中前りおんさん。こちらはピアノで弾き語り。先程の松澤さんと比べると、いくぶんワイルドな空気感に変わってきます 。もっと俗っぽく言えば、キャッチー。確かにその通りの唄もありますが、よ~く歌詞を聴いていると、そうとは限らない内容がけっこあったりいたします。もっとも、世間的には恋の季節などと言われる夏。この夏は…とのMCのお題には、「花火大会の時間を間違えた(で、行ったら終わってた(笑))」そうでして、これはせつないなぁ…^^。


真ん中3番手に、森本真伊子さん登場。お久しぶりもさることながら、Twitter越しに、お噂には聞いていた、ワイルド真伊子さん(と、言っておきましょう)ということで  、声質まで変わったかと思いきや、訊けば夏風邪中だったそうで…  。あらまお大事に
さて、MCは控えめだった真伊子さん。まさに唄そのものが”ラブレター ”といえる、直球勝負のお時間であります。前半3曲は、たぶん当日記筆者にはお初の唄。それまでも、ほとばしる感情をピアノに思い切り盛り込んでといった曲は多かったですが、一段とそれが深化した感じであります。これを、一気に歌い上げていきますから、なおのこと、というわけです。なるほど、深化であり、進化であるなぁと、納得する筆者なのでした


トリ前は、unconditional loveの皆様。…と、メモしていたのですが、HPをみると、おひとり名義のようですm(_ _)m。この日は、ピアノ&ベースのサポートつきの3人編成であります。当日記筆者のマイミクさんご推薦 のアーティストさん。お噂はかねがね聞いていた皆様であります。
どちらかというと、ワイルドめに振っていた、それまでの空気感は、ここでやわらかめにシフトしていきます 。包み込む感じというべきか。当日記、これまで登場された中で、どことなく似ていると思ったのが、新堂彩さんだったりします。唄の世界は雄大だけれど、いやらしさはありません。ごく自然なのです 。ご推薦、さもありなんですね。若干おとぼけキャラ?っぽいところも、場を和ませてくれます。


最後を飾るは、ホスト役のRISAさん。ユーミンのカバー「青いエアメール」から入っていくと、夜も更けて、さらに大人の雰囲気に変わっていきます 。実際、お姿もそのようなシックなものであります。この日のイベントに、「いつかのラブレター」というお題をつけただけあって、その恋歌、恋言葉は、ストレートにではなく、遠回しに…。そうですよね。こういったニュアンスに属するものに、本音が込められていると言えますね。奥深いお題です


お天道様も、夏の終わりを告げているこの時期の、奥深いテーマのイベントでありました。唄は深く、しかし、ひとたびステージを離れてご挨拶をすれば、こんどはストレートでピュアな、演者さんの"素"が飛び出してくるのも、また事実なのであります 。そういった、いろんな色を持ち合わせた場を楽しむところだったような気がします。皆様ありがとうございましたぁ