「PERFECT DAYS」 (2023年日本) 劇場鑑賞4本目
ヴェンダースが役所広司を主役にして日本で映画を撮ったとなればそりゃ観る。
好きな本とカセットに囲まれたシンプルな部屋に住み、日々のルーティンを丁寧にこなすトイレ清掃員の平山(役所広司)。

仕事終わりにはいつもの店で軽く1杯、週末はお気に入りの店でゆっくり飲み、写真を撮る事や木を育てる事を趣味とする静かな日々。
いいなぁ。家族がいて日々生活に追われている身にはなんとも羨ましく、1人暮らしの楽しかった日々を思いだす。

平山は勿論の事、登場人物の過去を色々想像するのも楽しかった。
それにしても三浦友和はどうやって河原にいる平山を見つけたのか!
一つだけ気になった事。

仕事で着ているつなぎ(おそらく洗濯は週に1度)を着たまま布団のある部屋まで行ってハンガーにかけるんだよなぁ・・・
私ならその仕事着のまま部屋の中には入りたくないと思ったけど、そんな事を気にしていたらトイレ掃除は出来ないか。
●印象的な食べ物・・・お気に入りスナックのカウンターに並んでいる美味しそうなお惣菜

 

艶々のナス!

 


「囚われた国家」 Captive State 2019年アメリカ
少し前にお酒を飲みながら夫婦で観始めたら途中でどうしても眠くなってしまって断念し、今回改めて最初から最後まで鑑賞。
派手なエイリアンものかと思っていたらなんとも地味でアメリカの作品じゃないかと思ったくらいだけど、なかなか良かった。
いちばん痺れたのはジョン・グッドマン!
実は少し前に亡くなったと勝手に思い込んでいて、そのせいもあるかもしれないけど・・・
エイリアンとの戦いより人間ドラマ(人間同士の戦い)がメイン。
ちなみにエイリアンはウニそっくりの棘を出す。
●印象的な食べ物・・・特に無し