久し振りにいい作品を映画館で観たらどんどん観たくなった…

 

「いつかの君にもわかること」 Nowhere Special (2020年イタリア・ルーマニア・イギリス) 劇場鑑賞9本目 85点
約1か月ぶりの劇場鑑賞作品。最近映画館に行けてない(T_T)
邦題がだいぶくさいけど、映画はとても良かった。
余命短いシングルファーザーの仕事が窓ふき清掃員。この設定うまい。
イギリスの色々な店や住宅の窓を観ているだけで観客は楽しいし、窓の向こうの部屋の中が見えるのも色々な意味を持つし、病気が進行していく過程も無理なく仕事の過程でさりげなく表現できる。
息子の事を精一杯愛し、自分がいなくなったあとの最良の養育家庭を探すために何組もの夫婦と会うんだけど色々な考えの人たちがいてこれも面白い。(最終的にはやっぱりね、と言うところに落ち着いたけど。)
そして何より4歳の息子君が可愛くて可愛くて♪

私の息子がこの男の子位だった物凄く可愛いかった頃の姿や色々なエピソードを思いだしながらの鑑賞となった。
●印象的な食べ物・・・33歳のパパの誕生日ケーキ



「アフター・ウェディング」 EFTER BRYLLUPPET (2006年デンマーク・スウェーデン) DVD鑑賞 85点
劇場で観て以来の鑑賞。買ったまま10年以上未開封のままだった。
DVD買うほど好きだったっけ?と思いながら観たけど、一時期はまっていたスザンネ・ビア監督作品、やはり好き!
話はわりとベタだし都合のいい展開になるところもあるけどいいと思えるのは、40過ぎの北欧の至宝マッツ・ミケルセン効果もあるか?
なんて書いたけど…もう一人のメイン俳優もその妻も娘も皆いい。
娘がジュースを忘れたシーンとか、レストランで2本目のウォッカを頼んだら断られたシーンも印象に残っている。
静かにパパ2人で話していただけに見えたけど「もうお客様は酔っているのでお帰りください」みたいに言われ、結果的に大騒ぎに。お国柄の違いか、店の格の違いか。
●印象的な食べ物・・・特に無し

指火傷するよ!
 

 


「亜人」 (2017年日本) 75点
原作漫画は未読なので突然出て来たスタンド(みたいなもの)にびっくり。
ツッコミどころ満載とは言え、テンポよく楽しんで観られるけど、綾野剛のわざと普段と替えている声質が嫌だったな。
普通に演じればいいのに~
あとやはりアクションは動ける俳優が演じるのがいいなと実感。
主演の佐藤健も綾野剛も出てると知らなかった山田裕貴も、普通に走っているだけなのに観ていて気持ちいい。
少し前に今話題の事務所の人が出ている病院が舞台の某ドラマでもっさり走る主人公の姿が印象的だったから余計に。
●印象的な食べ物・・・おにぎり