「アネット」 (2021年アメリカ、フランス) 85点 劇場鑑賞8本目
数年ぶりに訪れた渋谷ユーロスペース、大きなポスター(?)に心躍る。
カラックスの新作、しかも英語でミュージカル、全ての歌をライブ録音!
冒頭から一気に引き込まれ魅了されるダークファンタジーロックオペラ。
カラックスが好きな人は是非、劇場で観て欲しい。
1本の舞台を観たような満足感。
アダム・ドライバー演じるコメディアンの顔の痣、マリオン・コティヤール演じるオペラ歌手の髪の変化、球体関節人形だった赤ちゃん~幼児アネットが人間になる時、リンゴとバナナ…
古舘寛治が出てきた時は、そう言えば出演していると言う話もどこかで聞いたなと思い出したけど、画面に映るたびに気になって集中出来なかった~。
でもなかなかあの役ははまっていたように思う。
エンドクレジットをぼ~っと楽しんでいるとうっすら闇の中から灯りが浮かび上がり…最後まで席を立たないで!!
●印象的な食べ物・・・アダム・ドライバーのバナナ、マリオン・コティヤールのりんご。徹底していた。
「林檎とポラロイド」 (2020年ギリシャ、ポーランド、スロベニア) 80点 劇場鑑賞9本目
アネットに引き続きこちらもリンゴが活躍。
突然記憶をなくす奇病が蔓延する世界での静かなストーリー。
テープの指示に従い色々な事を体験しポラロイド写真を撮り新しい思い出を作っていく、記憶回復プログラム。
くすっと笑えるものもあるけど指示がエスカレートしていく様はちょっと怖くもある。
色々な受け取り方が出きるラスト。
●印象的な食べ物・・・主人公が美味しいとやたらと食べるりんご。
主人公の家に勝手に上がり込んだ医師(?)が料理が巧いと言って食べていたスープ
ここはリンゴではなくオレンジ。↖重要なシーン。
「(500)日のサマー」 (2009年アメリカ) 75点 DVDコレクション
今月もなんとか1枚未開封品を視聴。
今となってはなぜ買ったのか謎。
若い頃に観ていたらもっと素直に楽しめたんだろうな。
ジョゼフ・ゴードン・レヴィットが恋愛相談をする相手が妹のクロエ・グレース・モレッツで、なかなかいいキャラしていた。
●印象的な食べ物・・・特に無し。
こんなに大きなサラダボウル、収納場所に困るよ




