何かとバタバタする4月。

レビューを書く余裕がなくなり、2本目から久しぶりに一行レビューで。


「選ばなかったみち」 (2020年イギリス・アメリカ) 80点 劇場鑑賞6本目
認知症を患うメキシコからの移民で作家の父を手助けし理解しようとする一人娘モリーと、過去の思い出の中を漂う父の頭の中が混在して描かれる。
父の見ている風景はメキシコでの最初の結婚(?)と作家になってから家族を置いて執筆の旅に出たギリシャでの出来事。(全部が思い出なのか、一部妄想なのかは定かではない。)
モリーが父の名前をちゃんと呼ぼうとしない医師やスーパーの警備員にその都度食って掛かるのは父がなかなか自分の名前を口にしないからだろうか。
(犬の名前や離婚した母、最初の奥さんの名前は何度も口にしている)
今の私には他人ごとではない部分が多々あり私もモリーと一緒になんとか父の見ている風景を理解したいと一生懸命見てしまっていたら、あっと言う間に時間が経ち、えっ!てところで映画が終わった。
あのラストシーンの一瞬で、それまで観てきたものが全てぐらついて、ぞっとした。
ただ映画に集中する前はハビエルバルデムとアダムドライバーはどっちが顔が大きいだろうか?とか考えちゃったけど(^^)
●印象的な食べ物・・・特に無し

 

料理ではないけど一応食材に埋もれている画像を


「ポテチ」 (2012年日本) 80点
伊坂幸原作、中村義洋監督、濱田岳出演、斉藤和義音楽…面白くないはずがない。
●印象的な食べ物・・・ポテチ

 

 




「黒い箱のアリス」 (2017年スペイン) 70点
もはや森(山?)の中にポツンと存在する超個性的な家(豪邸)が主人公って気がする。
●印象的な食べ物・・・食事は毎回サンドイッチ




本当に存在する家らしい

 


「女は冷たい嘘をつく」 (2016年韓国) 75点
テンポよく一気に話が進んでいく感じで外国人妻、女性蔑視、男女差別、臓器売買、誘拐、売春と盛りだくさん。
●印象的な食べ物・・・特に無し

 

 

 

 

 

「ポテチ」はこの中の一遍。