フランス映画界から2人の訃報。
ジャン=ジャック・ベネックスとギャスパー・ウリエル。
残念です。
「柔道龍虎房」 (2004年香港) 70点 DVDコレクション
宣言通り今年は1ヶ月に1枚は家にあるDVD(観た事あるものないもの合わせて)を観直していこう!。1枚目は未見のジョニー・トー監督作品。
ストーリーはあってないようなもので突っ込みどころ満載なんだけど、不思議な味わいのある青春もの(?)。
何かあるとすぐ柔道勝負をする男性ばかりがいる街で出会った3人の話。
今は落ちぶれたかつて神童と呼ばれた柔道の腕前のルイス・クー、自分より強い人を探して勝負を挑み続けるアーロン・クォック、歌手になりたくて台湾からきたチェリー・イン。
短髪のアーロンが勝野洋、または岡田准一に見えてくる。
観終わってから色々な人のレビューを読んで細部を思い返すと、どんどん愛おしくなってくるそんな作品。
●印象的な食べ物・・・特に無し
勝野洋?岡田准一?
「帝一の國」 (2017年日本) 65点
ライダー&戦隊もの出身者が多く出演している事で話題だったけど、よく名前が挙がるメインの菅田将暉、竹内涼真、志尊淳、千葉雄大の他にも松本岳、鈴木勝大って人もそうみたい。
漫画っぽく(漫画原作だけど)あっと言う間に観終わった、ちょっと疲れるかも。
見た目も話し方も全てが芝居がかった人ばかりで…そう言う話だからしょうがないけど。
●印象的な食べ物・・・竹内涼真演じる大鷹弾の家のごはん
すっぽん料理のお店。右側の水槽に泳ぐすっぽん。
「アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング」 (2018年アメリカ) 70点
さえない肥満気味の主人公が頭を打ってから自分がナイスバディの美人に変身したと思い込み、変化していく行動や仕事や恋が描かれる。
わりとありがちなこの手の話。
たいてい2人の女優が1人を演じるか、体重の増減や特殊メイクで外見の変化をだすものだけど、この作品は違って見た目が変わらずだから面白い。
憧れの美しさを手に入れたと思って、それはもう凄い勢いでぐいぐいくる主人公。
ただ後半はあまりにもステレオタイプな流れになって(図に乗った主人公が友人に嫌われたり)、ちょっと残念。
でも全体的には面白かった。
●印象的な食べ物・・・高級レストランのキッチンの奥にあるプライベートルームで化粧品会社の経営者たちとディナー。
創業者が堂々と持ち込んだヒドゥン・バリーのドレッシング。
似たようなパッケージのドレッシングは輸入食材店で見かけた事あると思ったけど、日本ではヒドゥン・バリーのものは販売していないみたい。
ランチに合うドレッシングの事かと思ったら「Ranch」(牧場)!
Wikiによると「バターミルク、サワークリーム、ヨーグルト、マヨネーズ、みじん切りにしたエシャロット、ガーリックパウダー」その他の調味料や香辛料から作られ、アメリカでは最も販売数が多いドレッシングとの事。
クリーミーで濃厚でハイカロリー。
温野菜や揚げ物のディップ用としても一般的みたい。ポテトをディップしたい~。
元祖のヒドゥン・バリー。通販だと高い!!
キユーピーの似たタイプを見つけたけど1Lのみ。
本家より少しあっさり目に改良してるだろうな。
足元にグラス置かない!
「悪なき殺人」 (2019年フランス・ドイツ) 75点 劇場鑑賞1本目
今年の劇場鑑賞1本目としてはなかなかいい選択だったかな。
ある出来事を中心に関係者ごとに順に視点を変えて描いていき、それぞれの偶然(または必然)の関わりが徐々に分かる仕組み。
もっと難しい話なのかと思っていたけど分かりやすかった。
いちばん罪深い人がいちばん可哀そうなんだけど、物悲しく味わい深く憎めない感じで印象的。演じている人巧い。
ただ予告編から感じられるほどサスペンス風味はなく人間ドラマって感じ。
1つくらい見逃した伏線がありそうだからまた観たいな。
●印象的な食べ物・・・保存容器に入っているから、料理自体は見えなかったけどオッソブーコ。(イタリア料理で仔牛の骨付きすね肉煮込み)