あぁ~ 果てしない~♪
夢を追い続け~♪
あぁ~ いつの日か~♪
大空かけめぐる~♪
この曲がヒットした頃、わたしはまだ小学校低学年。
曲の内容より、怖そうなオジサンたちの見た目からは想像できない歌のうまさのほうが印象に残っています。
いまの歳になって改めて聴くと、こりゃ心に染み入りますね。
高校生の就職試験が今年は10月中旬に開始されるんですが、この曲にあるような夢が描けず、進路に悩んだ頃を思い出します。
JW2世としては、高校を卒業したら
「開拓奉仕」
を選択するというプレッシャーが当然あります。
しかし、当時、親父は非JWのわりに仕事がまったく安定せず、母はエホバしか眼中になく布教活動ざんまい。
そういう状況下での貧乏生活に懲りていたこともあり、周りの同世代のほとんどがエホバに身も心も捧げる道を選ぶ中、わたしはふつうに就職する道を固守しました。
我ながらエライ。
ところが・・・
物心ついた頃からエホバ漬けにされて育って、まともな職業観が養われるはずがありません。
就職先の選び方の基準は
JWの活動の妨げにならないこと
が最優先になるので、とくに勤務体系がシフト制だとあきらめざるを得ない。
わたしにとってはそれが一番の痛手となって選択肢がどんどん狭まり、決める時間も少なくなってエレベーターのメンテ会社を選択。試験に合格しましたが、何の感動もなし。
入社したものの、わずか数ヶ月で辞めて、けっきょくバイト生活が始まってしまいました。
その後、高校のときの担任から仕事の紹介があり、それも深く考えずに選んでしまって今に至ります。
好きな仕事とは言い難いんですけどね。でも、職にありつけたことには感謝しています。
2年前にも似たような記事を書いてるんですけど、どうもこの時期になるといろいろ思い出すんですよね。
では、最後にメッセージ。
おい。
JWの子どもたち、見てるか?
見てないと思うけど。
JWってのは、開拓奉仕を「最高の生き方」と言っているだろ?
当然、仕事はパートタイムになる。
おれは、働き盛りがパートなんてみっともない、とは思っていない。
いけないのは、フルタイムの仕事に就くことを物質主義だの利己的だの、こき下ろす態度だ。世の中の産業、経済から多大な恩恵を受けているにも関わらず、だぞ。
そんな思想のもとで、「人を救う奉仕」が成り立つか?
どこが「最高の生き方」なのか?
真理とか言いながら、道理のかけらすらないことが明らかだ。
そんな教えに従うのがいかに愚かなことか、分かるだろ?
働くというのは、自分のためだけではない。
他の多くの人のためでもあるのだ。
傍(はた)の人を楽(らく)にすることだと、聞いたことないか?
やりたい仕事を見つけて、しっかり働け。
苦労もあるだろう。
報われないこともあるだろう。
少しだけ、辛抱しろ。
それでも無理なら、職を変えるといい。
とにかく、真っ当な生き方をしてくれ。
できる限り、幸せを感じてくれることを願う。