はじめて舞台から離れたときに言われた言葉は

 

「子供の頃にやりたいと思ったことをやるのが、一番あなたの力を発揮できます」

でした




 

こんにちは!

歌って踊れる手帳コーチ

24Diary手帳ライフプロデューサーマルヨちゃんです。

 

いよいよ本日✨

5月6日から舞台が始まります



出演のお話をいただいた2月。

6年振り2日間の舞台復帰は

私にある確信をもたらしてくれました。



公演情報はこちら

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それにまつわるストーリー

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舞台に生きたい!

と思いながら

何度も逆行して生きてきた

それでもなお

ふたたび舞台に戻ってきた話です


 

それではどうぞパー






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2002年2月22日

27歳の時


私は卵巣嚢腫になり、左の卵巣を摘出するという手術をした。

 

5月に本公演を控えていた

 

主治医に手術の話をされたときは

 

冗談じゃない!

5月に本番がある

 

『手術をして間に合いますか?』

 

と、何よりも舞台最優先の日々を過ごしていた。

 

開腹手術をした私は

術後、数か月で舞台復帰した。

 

おなかに力が入らず

傷口がしくしく傷んだ

 

 

無理がたたったのか

 

それから1年

うつ病併発のパニック障害と診断された。


 

何かの間違いだと思った。


 

でも、何かがおかしかった。



電車に乗れない

過呼吸をおこす

このままでは誤って

死んでしまうかもしれないと思い


 

私は、舞台を去った

 

 

記憶のない2年

 


唯一

手帳に書いた言葉が

その時私が生きていた証となった。

 

 

引きこもりをしてから数年

少しずつ回復した私は

 

OLという職を32歳にして人生で初めて経験した。


 

正直

つまらなかった


 

ある時

会社のビルの隣に

 

体に優しい食事を出してくれるカフェがあった

 

お昼休みに吸い寄せられるように入った。

 

 

たまたま

 

カードリーディングの先生なる方がいらした。

 

当時はまだ珍しかったと思う

 

確か

 

オラクルカードだったと記憶している。

 

 

せっかくなので

みてもうことにした

 

 

うーーーーーん

 

うーーーーーーん

 

 

今のお仕事

嫌いですよね

 

 

図星である

 

まあ、嫌いというか

 

見積書を作って

FAXするデスクワークは

息が詰まった

 

 

先生は続けてこう言った

 

 

子供の頃にやりたいと思ったことが

一番力が発揮できます

 

 

心の奥がずしんと響いたあの感覚を

今でも鮮明に覚えている。

 

子供のころになりたいと思ったこと


 

まさにそれが

舞台だ

 

 

無理をして体を壊した

あの

舞台だ

 

 

しばらくして私はOLを辞めた


 

パートで働いていたが

正社員の話もいただいた。

ありがたいことだったが


 

前の会社の上司が

美容関連の仕事で独立するので

一緒にやらないかと

声をかけてくれたタイミングもあり

お断りした


 

そんなある時


 

父が肺がんになった

 

手術は大成功だった

 

 

2010年、なんと

舞台出演のお声がかかった

この時は旅公演メンバーとしてだった

 

その時の作品が

「Hospital Hospital」だった

 

 

父ががんを克服したタイミングに

このお話が来た

 

これは

偶然とは思えず

 

震える心を抑えながら

 

出る決断をした

 

私は美容業界の仕事をしながら旅公演メンバーとしてかかわってきた。

 

 

ほどなくして

 

再演演目を本公演でやるという

 

 

ありがたくもお声掛けしていただき

久しぶりに本公演に参加した。

 

見に来てくれた仕事仲間からは


 

今の仕事より

こっちの方が向いているよ

 


 

それから私は

 

美容業界の仕事を辞め

 

また舞台にもどる決心をした

 

 

戻ってからは

とにかくしんどかった

 


体調は思うようにいかないし

自分と向き合うことから目を背けたいし

 


何やっているんだろう

と、自分を責めていた

 


バイトと稽古の二重生活

 


40を目の前にして

自分の人生に何も残せていないことに焦っていた

 


それから

離婚、再婚を経験し

不妊治療と出会う

 


2017年

私は

舞台からまた、足を洗った

 

 

何度も何度もあきらめて

苦しい思いを経験して


それでもまた

それでも、また

 

舞台に生きたいと思う


 

もう、二度と戻ることはないと

 

今年の1月に

台本も

シューズも

衣装も

全部捨てた

 

過去に戻らないために

思いを断ち切るために

 


でも

私はまた舞台に立つ

 

苦しみを勇気に

悲しみを希望にかえ

舞台に立つ

 



4月

稽古で神奈川の実家に泊まった

 



母が

 

ようちゃん

これ

 


とニコニコしながら

差し出してきたのは

 


捨てたはずの

Hospital Hospitalの


まりちゃんの衣装だった

 

 

 

私が舞台をあきらめても

舞台は私をあきらめていない

 



そう

悟った瞬間だった



 

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お読み下さりありがとうございます✨


 失望と共に老い、希望と共に若く


稽古をして思う

この作品は


手帳學だしドリプラだし24Diaryそのものだ


それぞれのテーマが

ぎゅっと詰まっている


ああ、そうか

24Diaryには

この作品が根底に流れているのかもしれない


いよいよ本日5月6日~7日

2日間2回公演✨

ミュージカル

『Hospital Hospital』


6年前にはたどり着けなかった

何かに手がかかりそうな気がしている


自分の中で

今までとは違う感覚が

息づいているのを感じている


言葉にすると薄くなるのだけど


舞台に存在しようとして

力が入っていたことが

観客に生きようとして

抜けていく


孤独を感じて埋めようとした隙間を


埋めるのを止める


ただ

ただ


観客に生きる


出来るかどうかは別次元なんだけど


出来るならやり切りたい


そこに向かい続けたい


心の奥に届いた感動は

決して色褪せないから


その世界を

私は生み出したいのだ


でも人前に立つことは

やっぱり可愛く見られたい私がいる


少しでも目が大きくなるように

つけまつげをつけるだろう

少しでも痩せてみえるように

シェーディングをいれるだろう


こんな

矛盾と共存しながら


私はエゴと戦い続ける


演劇には

苦しみを希望に変える力があると

信じている


ミュージカル

『Hospital Hospital』

~医者を治した患者たちの物語~


5月6日(土)18:30

5月7日(日)13:30


横浜

人形の家4階

あかいくつ劇場


最寄り駅


みなとみらい線

元町・中華街駅徒歩3分


JR  石川町駅徒歩13分


山下公園前


中華街や元町や港の見える丘公園や氷川丸✨

ザ・横浜を堪能しにいらしてね✨


7日はお席が埋まりつつあります

6日はまだ余裕があります

是非是非‪(っ ॑꒳ ॑c)待ってるよ~


チケットはDMにてご連絡頂けましたらご用意致します


受付にみっきーがいるので

安心していらしてね✨

 

 






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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