大阪 西中島南方 カジャナ

久しぶりに大阪にやってきたスパイシーさん。

向かう先はたこ焼き屋さんでもなく、お好み焼き屋さんでもなく

串カツ屋さんでもなく、ホルモン屋さんでもなく、

今回ばかりはインデアンカレーでもないのです！！！！！

先日、名古屋のカレーマニアの方から教えてもらったのですが

東京でもお目にかかれない、グジャラート料理を食べられるお店が

なんと、なんと、大阪にあるんだとか！！！！！！！

最寄り駅は西中島南方。

新幹線を乗り降りする新大阪から歩いて行ける距離なので

新大阪に着くなり、お店に向かってダッシュ。

カレーマニアには有名な

ディープすぎる大阪の名店、カジャナに到着で～す♪♪♪

メニューブックを見るとグジャラート菜食料理とは関係ない

一般層に向けたナン＆カレー＆タンドリーチキンの

いわゆる一般的な北インド料理のメニューが豊富なのですが、

オーダーはもちろんグジャラートディナーターリー(1890円)です♪♪

まず最初に出てきたのがコーンスープ。

写真の通り、透き通ったコーンスープで

スパイス感ほとんどない感じですね。

クミンシードは入っていたものの、クミンシードを噛まなければ

日本の食卓に出てきても違和感のない

さっぱりとしたコーンスープでした。

お次は豆のサラダ。

アムチュールでアクセントをつけたような

ほんのり酸味のある、これまたさっぱりとした味わい。

たくさんの種類の豆を使っているところが贅沢ですよね！！！

そして、

待ってましたのグジャラート・ターリーの登場で～～～～す！！！！！

OHHH～♪♪♪

めっちゃ美味しそうではないですか！！！！！！！

メニュー内容を詳しくは聞きませんでしたが

写真のメニュー解説のメニューとは少々違う構成でした。

カレーは豆カレー2種類に野菜カレー1種。

最初にざっくりとした感想を書くと、

グジャラートらしさが楽しめる甘いカレーのカディがなかったので

全体的にほっこりとした、優しいカレーという印象でした♪♪♪

ほっこりとはしてるものの、

スパイシーさんが好きな南インドのベジ料理とは

アクセントのスパイスが違うのがとっても興味深かったですね！！！！

作ったことがないので、スパイス分析が出来ないのですが

全体的にターメリックとクミン、そしてあと1種類の

分析出来ないスパイスが主役のような。

あれはブラッククミンとかなのかな？？？

このカレーはほんのり酸味も効いた野菜カレー。

こちらは豆の旨味がたっぷりと楽しめる豆カレー。

この緑の豆は使ったことはないなぁ～。

そして、ほっこりとしたシャバシャバ系の豆カレー。

香ばしい風味が楽しめるこのカレーが一番好きでしたね♪♪♪

ってか、

この香ばしさの正体が最後までよくわからなかったっす。。。

今まで全く触れてこなかったグジャラート料理。

とっても気になるので

時間を見つけていろいろリサーチしてみようかな！！！！

パン類はメニュー解説にあったバクリーではなく

グジャラートのパロタのようですね。

こんな感じで、薄いチャパティが袋状になってました！！！

ややオイリー感がありますが、美味しいなぁ♪♪♪

マッシュポテトのようなものは、米と豆で出来ているキチュリ。

キチュリはお粥っぽいのがメジャーですが

グジャラート式はドライな仕上がりなんですね！！！

で、

手食に適した感じだったので、手で食べようとしたら

店員さんから

「それは南インドの食べ方ですね。西インドでは手はちょっとしか使いません。キチュリはカレーをかけてスプーンで食べるのですよ～。」

とのこと！！！！

以前、北インド出身の方からも北では手食はあまりしないとか

カレーは混ぜ混ぜしない、という話は聞いてましたが

西インドでも手食はパン類を食べる時くらいで、

手で食べやすそうなドライなキチュリもスプーンで食べるとは！！！

東京では南インド料理がとっても流行っているので

手食がインド料理の全てにおいて正解な気がしてしまいますが

豪快な手食はむしろ例外的な食べ方。

わからなくなったら無難にスプーンで食べた方が良いみたいです。

中央にあるのは、南インドのイドゥリのようなドクラ。

ジンジャーが効いている、素朴な蒸しパンみたいで美味でした♪♪

キチュリの食べ方を教えてもらったところから

店員さんと色々と話すようになったのですが

南インドしか行ったことがない、と言うと

「南インドはねぇ…、インド人も何を言ってるかわからないし、手でぐちゃぐちゃ混ぜて食べるから、インド人でもびっくりするんだよね。。」

「それに比べ西インドや北インドはね…」

と色んな話をしてくれまして、

話を聞いていると東京の食文化を否定する

関西人のようなトークに聞こえてきて面白かったっす(笑)

ってか、

どこの国の人も地域自慢トークは大好きなんですね♪♪♪

この日のディナー客はこの時点でスパイシーさん一人のみ。

他にお客さんがいないので、

途中でやって来たインド人のオーナーの方とも話がはずみ

色々聞いてみるとグジャラートターリーを喜んでオーダーするのは

東京から来た人の方が多いとのこと。

東京の南インド料理店の盛り上がりも知っていて

南インド料理を食べたいけど、大阪じゃ食べれない。。。

大阪は食に保守的だからなぁ…

故郷のグジャラート料理は続けてるけど

大阪の人は変わった料理は受け付けないので

単品メニューもやめて、タンドリーチキンやバターチキンを

ナンと一緒に売らなきゃいけないんですよね。。。

と、とっても嘆いていました。。。

さらに、インド料理と看板を掲げ商売をする

ネパールやパキスタン、バングラデシュ人のお店が本当に多くて

偽物のインド料理が広まって…、お客も取られて…と

さらに嘆いておりました。。。。

こんなガチンコなインド料理はとってもとっても貴重な存在なのに

伝わらないのはもったいないなぁ。。。。。

トークをしているとデザートのクルフィが到着。

ショウガとカルダモンが香る美味しいクルフィですね！！！

シメのチャイにたっぷりと砂糖をいれて

イエッス！！！！

大満足！！！！！！！！！！！

貴重なグジャラート料理体験にインドの人との楽しいトーク♪♪♪

とってもとっても充実した大阪の夜となったのでした！！！！！！

それにしても、東京や名古屋のカレーマニアが

わざわざ新幹線に乗ってやって来るほどのお店なのに

グジャラート料理をスルーして

バターチキンとタンドリーチキンばかり食べているなんて

もったいなさ過ぎです！！！！！！！！！！！！

ってことで、

近隣のカレーマニアのみなさん、

そして野菜好きな美ベジ女子のみなさん、

ディープで美味しいグジャラートの絶品ベジ料理を食べまくって

その存在を関西圏に広めまくっちゃってくださ～い♪♪♪♪

いやいや、

それほどカレーやインド料理に熱がなく

たまたまこのブログをみた皆さんも

普段のナン＆カレーにない美味しく楽しい食体験が待っているので

気軽にカジャナのグジャラートターリーを楽しんでみてください。

ちなみに、グジャラートターリー以外のメニューは

一般的な北インド料理になりますのでお間違えのないように。

グジャラートターリーはちょっとお高めですがランチもディナーも

楽しむことが出来まーーす♪♪♪

カジャナ (KAZANA)

大阪府大阪市淀川区西中島4-6-30 チサン第５新大阪１Ｆ

tel　06-6301-2545

ランチ　11:30～14:30

ディナー　17:30～22:00
http://tabelog.com/osaka/A2703/A270301/27000773/



スパイシーさんの公式facebookページもチェケラしてみよう！！
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スパイシーさんがラップするカレークリスマスソング「CURRY XMAS」好評配信中（150円）i-tunesストアは「curry xmas」で検索。amazonはこちら。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00GORW7CC/ref=dm_sp_alb

カレーラッパーとしての新曲「Let's SPICY!!!!!」のPVが完成♪♪
YOUTUBEでチェケラしてみてくださ～い！！！
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激辛調味料ソースコでおなじみのキヨトクさんとのコラボレシピページがスタートしたYO！
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カレー漫画「びっくりカレー おかわりっ!!」に登場！！
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カレーレシピ満載のムック本「おうちカレー自慢」に
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ハウス食品のレシピ本「おうちカレーレシピ」にスパイシーさんのレシピが掲載されてるYO♪
http://housefoods.jp/recipe/ouchi_curry_recipe/index.html

dancyu、カレーの学校。にスパイシーさんが登場！！
オススメカレー店を紹介しているYO♪
http://www.president.co.jp/dan/backnumber/2013/20130600/

Hanako FOR MEN Vol.8 カレー万歳に登場！！
オススメカレー店を紹介しているYO♪
http://magazineworld.jp/books/all/?gosu=8839