パクチーのお話 | スパイシー丸山「カレーなる365日」Powered by Ameba

パクチーのお話

たまにはレトルトでランチ(中村屋のビーフ)。

__.JPG


パクチーを乗せるだけで美味しそうにみえるから不思議っすよねぇ♪♪


せっかくなので本日はパクチートーク♪

インドではなく、タイの話で恐縮なのですが(苦笑)、

タイではパクチーは意外にも飾り的存在でどける人が多いんだとか。

レモングラスのように香りを出しておしまいなんだとか。。。

これって、タイ料理好きの方でもあまり知らないネタのような。



って、経堂の有名店

“パクチーハウス”の方のブログで知ったんですけどね♪♪

興味深い話満載なので、

パクチー好きはレッツチェケラでスパイシ~~♪♪♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


タイ人はパクチーを食べないか?

Piece Of Peace 2010年3月17日

一昨日のこと。twitter界隈では極めて有名な大井町のすし処さいしょの税所さん @SushiSaisho が、同姓の税所夫妻と、前者の税所さんを僕に紹介してくれたインフォテリアの平野社長 @pinahirano と来パクして下さった。

後者の税所夫妻がタイ人学生を連れてきてくれ、僕を含め6人で非常に楽しい時を過ごさせてもらった。

会話の中の一つの話:

一緒に行ったタイの学生の「タイではパ
クチーは飾りで食べません。日本のパセリのように除けて食べます。」という話には一同びっくりでした:)

を、平野社長がツイートしたところ、昨日一日中リツイート(RT)が繰り返されたもよう。このことについて感想を述べてみたい。

この話を聞いた時、すごく興味深い話だと思った。タイでトムヤムクンを注文すると、レモングラスやバイマックルーなど”噛めない”ものがたくさん入っており、それとは別に海老やフクロダケ、パクチーなど”噛める”食材も入っている。タイ人学生の彼女は「トムヤムクンで食べるのは海老だけ」というのだ。この発言には驚いたし、面白いなと思った。

彼女は、パクチーは飾りなので全部どけると言っていた。レモングラスのように、香りを出しておしまいというのだ。「食べる人もいますがね」と前置きした後、みじん切りのパクチーを箸でつまむと、これぐらいの大きさのもどけますよ、と。タイ料理は捨てるところばかりだとも言っていた。

すごく意外な話だった。しかし、タイ料理に入っているパクチーの量(デフォルト)を考えると、どけるのが面倒でないぐらいの量かもしれない。上にかかっていたりして目立つ存在ではあるが、気合い入れて食べようとすると、意外と少ないのがタイ料理におけるパクチーなのだ。

この発言をRTしたのは、パクチー好きの人も、パクチー嫌いの人もいた。前者は「ショック」「意外」「おいしいのに」というものが多かったが、後者は「自分は正しかった」(笑)などというもの。しかし、僕が思ったのは好きでも嫌いでも、みんなパクチーを意識しまくっているということ(ふふふ)。

パクチーはタイ料理のイメージが強い。実際、コリアンダー、シラントロ、香菜、ダニャなどさまざまな呼び方があるにもかかわらず僕が「パクチー」の呼称を選んだのは、”旅人(i)が平和(paxi)を創る”というフレーズへのこじつけもあったが、それよりなにより「パクチーは嫌い。コリアンダーと香菜は食べられる」などという人が多かったため。本質的に同じものなのに、地域差なのか料理との組み合わせの差なのか分からないが、「パクチー」となるとオトナでも好き嫌いを公言していいことになっているからだ。

しかし、パクチーの研究をすればするほど、パクチーはタイのものではないと感じてきた。その発祥は地中海とされているし、タイはじめ東南アジアだけではなく、ヨーロッパ、アフリカ、中南米でも大量に食べている国がある。パクチーハウス東京をタイ料理かアジア料理の店だと思ってくる人もいるが、世界の料理にパクチーは入っている。店の内装も、どちらかというと、ヨーロッパの夏の広場をイメージしており、パクチー=タイと思って来店した人は、入った瞬間にイメージを覆される、旅で初めての場所に行ったときと同じような感覚を味わうことになる。

さて、タイ人の多くがパクチーを食べないのかどうかは分からない。しかし、タイで使われているパクチーの量なんて大した事がないのですよ。僕の実感ではモロッコ、ポルトガル、メキシコ、ペルー、中国あたりがパクチー大量摂取国だと思う。そしてこれらの国ではパクチーはどける存在ではなく、食べまくる存在だ。

店を開いてから、パクチーハウスでタイ人としゃべったのは3回目だった。いつも「パクチーすごいね~!」と言われていたので、タイ人がパクチーを食べない可能性については考えたことがなかったので、上の発言は衝撃的であったが、世の中の奥深さを学ぶという意味では感動に違い気持ちを抱いた。

そして、”パクチーの国”と思われているタイ人の方が、パクチーを薬味として捉えているところに、殴り込みをかけているのが「パクチーを薬味から主役へ!」と訴え続けている日本パクチー狂会であり、パクチーハウス東京である。

いつもはどけるパクチーをむしゃむしゃ食べながら、「こんなにいろいろな食べ方があるんですね!」と美味しそうに食べてくれたのは嬉しかった! その味わい、栄養価などの面から、ますます注目されるのは間違いない、というか、注目させますよ。




スパイシーさんが漫画に登場しちゃったYO!!!!
カレー漫画「日本びっくりカレー」Web版(無料)を今すぐチェケラ♪
ニコ動の会員の方はこちらでも見れます。
http://seiga.nicovideo.jp/watch/bk9507?track=w_related#playing

スパイシーさんの公式facebookページもチェケラしてみよう!!
ページ上部中央にある『いいね』ボタンをクリックしてくれると
めっちゃ嬉しいYO!スパイシ~~♪♪♪
http://www.facebook.com/spicymaruyama