ターメリックの効能 “なぜ、東大生はカレーが好きなのか”より | スパイシー丸山「カレーなる365日」Powered by Ameba

ターメリックの効能 “なぜ、東大生はカレーが好きなのか”より

吉田たかよし著

「なぜ、東大生はカレーが好きなのか」という本をGET♪


読んでみたYO!!


著者は、サンデージャポンなどでよく見かけたあのお方。



東大卒でありカレー好きな著者は、在学中に

カレーを食べる東大生をよく見かけ、

頭がよいクラスメイトに限ってカレーをよく食べる人物だった、とのこと。

「カレーは頭の良くなる食べ物だ!」と漠然としたイメージを持ち始め

意識的にカレーを多く食べるよう心がけていったそうです。


そんな著者が、貴重なデータとともに

カレーが脳にとって良い食べ物だと立証していくのがこの本。

非常にわかりやすく、また数々のデータがとても貴重で

スパイシーさんの参考資料としてとても重宝する本となりました!!!

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マイナスポイントをあえて挙げると、

著者の食生活がやや貧相だったところかな。。


登場するのは、レトルトカレーや缶詰だったり・・

誰でも実践出来るよう、あえて書いたのかもしれませんが、

せっかくものすごい話をしているのに、

レトルトでカレーの効能を実践をされてもなぁ・・・

インド料理やカレー料理全般に精通されている方とタッグを組み

共著で書いて欲しかったなぁ。


とはいえ、繰り返すようですが資料としては

とてもためになる貴重な本です!!


“カレー”銘打っているものの、

ほとんどカレーに使われるスパイスの1つ

ターメリックに含まれるクルクミンという成分のお話。

以下、スパイシーさんの資料としても使いたいので、

おっ!!!と、思ったデータなどを抜粋してみたいと思います。


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インドではアルツハイマーの発症が極めて低い。

インドとアメリカで

アルツハイマー病の発症率を比較した疫学調査によると

70歳から79歳の年齢層についてはインド人の発症はアメリカ人の

わずか23%、80歳以上では26%に過ぎないという結果が得られている。


シンガポール国立大学Tze-Pin Ng准教授らのグループによる研究。

60歳から93歳までの1010人におよぶアジア人を対象に

カレーをどれぐらいの頻度で食べているのか?アンケートを行い

その結果とMMSE(Mini-Mental State Examination)と呼ばれる

認知機能や記憶力を測定できる検査の得点を照らし合わせた。

「たまに食べる人」「頻繁に食べる人」は、

「ほとんど、あるいはめったに食べない人」より

スコアが高いことがわかった。



◆注目すべきはターメリックに含まれるクルクミン。

 以下、クルクミンの話になります。


クルクミンは脳を掃除してくれる。

脳の掃除をしてくれるのがマクロファージという細胞。
(白血球の一種)

クルクミンは、このマクロファージに働きかけ

少なくともアルツハイマー症の患者さんの脳の細胞では

溜まったゴミの処理能力がアップすることがわかった。



強力な抗酸化作用を持つことも、クルクミンの大切な能力。

活性酸素のダメ―ジは臓器の機能低下や老化を進める原因に。

脳の神経細胞は死滅したらそれでおしまい。

ゆえに脳の機能を保つには活性酸素の除去が何よりも必要。



クルクミンの薬理作用には抗炎症作用もある。

脳の小さな炎症も繰り返し起きれば機能低下に繋がるおそれがある。

ゆえにこの作用も重要。


一連のクルクミンの作用に着目し、

記憶力を高める薬の開発も進められている。

実際、クルクミンの化学構造を少しだけ改変して作られた

CNB-001と名付けられた薬品は、現在はラットでの実験段階だが、

記憶力を高める効果を持つことが確かめられている。



クルクミンは肝機能を高める作用も知られている。

クルクミンは細胞が酸化するのを防ぐ抗酸化作用がある。

肝臓は様々な物質の代謝をおこなっているが、

この中には酸化還元反応によるものも多く、

これに伴って活性酸素も生じやすい。

特にお酒を飲み過ぎた時には普通以上に大量の活性酸素が

生じ、肝臓の細胞にダメージを与える。

クルクミンはこうした害から肝臓の細胞を守る働きをしてくれる。


クルクミンは肝臓の解毒作用をスピードアップさせる効果も持っている。

体内に入ったアルコールは肝臓の働きによって、

すぐに酸化されてアセトアルデヒドに変わり、

さらにもう一度酸化されて酢酸になる。

アセトアルデヒドは毒性の強い物質。

なので、脳がアセトアルデヒドを感知すると

体を守るため、とりあえず胃に入っている分だけでも体外に捨てようと

無理に吐かせようとする。

酒で吐き気をもよおすのは自己防衛。


アセトアルデヒドが酸化されてできる酢酸は人体には無害。

アセトアルデヒドは肝臓でしっかり処理して一刻も早く

酢酸に変えてしまいたい。

こうした肝臓の解毒作用を助ける働きをしてくれるのがクルクミン。


肝臓は胆汁という消化酵素を分泌。

クルクミンは胆汁の分泌を促して肝臓を守る働きを持っている。

胆汁がたくさん分泌されると代謝が活発になって

体内の毒素をより多く体外に排出することができる。

肝臓がこれらの働きをするのは血液の浄化のため。

血液が少しでも汚ければ全身の細胞は適切な機能を発揮できない。

特に血液の汚れに対して敏感なのが脳の神経細胞。

つまり肝機能が低下したら、脳機能がダウンしてしまう。



クルクミンの抗ガン作用。

まだ動物実験の段階ではあるが、大腸がん、すい臓がん、

肝臓がん、胃がん、膀胱がん、前立腺がん、卵巣がん、乳がんなど

さまざまな種類のがんに幅広く効果があることが

実験で確かめられている。


最も期待されているのが、大腸がんに対する作用。

クルクミンは大腸がんの転移を抑える作用が強いことが

解明されている。



クルクミンに白内障を予防する効果があることを示した

研究も報告されている。

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スパイシ~~♪♪♪




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