ココイチが大好き 熱血インド人。 | スパイシー丸山「カレーなる365日」Powered by Ameba

ココイチが大好き 熱血インド人。

インドの方にもココイチのカレーってたまらない美味しさなんっすね♪♪♪

ココイチの2辛をチキン煮込みダブル、それにゆで卵のトッピングという

“通”な食べ方で、週に2回も食べるとは!!!


素敵な方だなぁ♪♪




牛肉を食べないイメージのインドが牛肉の消費量世界4位とか、

住宅市場の投機がチャンスだったりとか、

日本の外食サービスのアイデアや気遣いのスピリットを持ち込むことで、

外食産業で大きなビジネスを成功できるのでは??という考察など、

興味深いインタビュー記事っすね。



カレーやインドに興味がない方もぜひご一読を♪


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【バッカスの日】
ココイチ大好き熱血インド人。インドが熱いよ!

http://career.cobs.jp/level1/yoko/2011/07/post_1100.html


ファッション通販サイト「BUYMA」を運営している株式会社エニグモの田中です。今夜は日本でAbacus Venture Solutions Pvt Ltd、株式会社チェンジ、株式会社ITTRを経営している、ちょっと有名なインド人サチン・チョードリーさんと食事をしました。


日本在住歴20年で、本当は日本人なんじゃないかと疑うぐらい日本語が流ちょう。

何か一緒にできないだろうかというざっくりしたテーマで打ち合わせをしたあと、シンガポール料理屋に移動。お目当てはチキンライス。ビールはもちろんタイガービール。

サチンは日本で成功しているビジネスモデルをインドで展開することに最近注力しているらしく、おのずとインド市場についての話になる。今後拡大する市場として中国とインドが注目されていることは世の常識になっているが、実際にインドの具体的な話を聞くのは初めてでこれがまた面白い。

田中:「今、インドはめざましく成長をしていますが、実感としてはどうですか?」

サチン:「インド経済は、インフレの懸念はあるものの急成長を続けています。インド財務省は、2011-2012年度(2011年4月-2012年3月)の国内総生産(GDP)伸び率が9%近くになると言っています。このペースでいくと、近い将来中国の勢いを上回ってしまうかもしれませんね。インド経済をけん引しているのは、やはりITとインフラです」

田中:「インドに出ていくとしたら何がもうかりますか?」

サチン:「最大都市のデリーやムンバイなど、一部の主要都市では、住宅価格が高騰しています。2年で5倍に急騰したところもあります。まさに、人口12億人の巨大住宅市場への投機が熱いです。さらに、私はサービス業に注目しています。特に、未成熟の外食産業において、日本のすばらしいアイデアや気遣いのスピリットを持ち込むことで、大きなビジネスを成功できると思っています」

田中:「サービス業ですか……。サチンは、インド初の居酒屋も既に出店されていますよね。あと、気になるのが、インドの人の食生活。牛肉は食べないとか、全部が全部スパイシーな料理だとか、本当ですか?」

サチン:「インド人は牛肉を食べないと思われていますが、実は牛肉消費量は世界で4位です。また、辛いものしか食べないイメージがあるかもしれませんが、辛いものを食べない人も結構います。家庭料理だと思われている、タンドリー料理(タンドリーチキンとか)なんかも、実際には一般家庭ではつくりません。当然、タンドリー用の釜自体も普通の家には無いんですよ。とにかく、インド人の食習慣に関して、日本では誤解がかなり多いんですよ」

田中:「失礼しました(笑)。ところで、インドでは多数のMBAを輩出していると聞きましたが、ほんとですか?」

サチン:「アメリカの留学生の中で一番MBAをとっているのがインド人です。そして、さまざまな世界中の企業でインド人が活躍しています。例えば、アドビのCEOや、マスターカードのCEOなんかも……。ほかにもたくさんいますし、シリコンバレーの技術者の3割はインド人なんです。ほとんどが、欧米(おうべい)のトップスクールで学んで、グローバルに活躍しているんです」

田中:「なるほど、世界のエスタブリッシュメント層の中心にインド人が数多くいるということですね。これは、やはりインド人が英語を話せることが大きいと思います。米国の4倍の人口(12億)があって、公用語が英語だと考えれば、確かに世界一の英語圏ですよね。そして、インド市場向けにウェブサービスを展開するのであれば当然、サイトも英語で作ることになりますね」

サチン:「その通りです。全世界の在外インド人の数は約2,400万人です。それに比べて日本人は約100万人。英語力と数学力と社会的な背景を受けて、世界を席巻しはじめているんですよ。まさに今『インドは熱いんですよ!』」

田中:「熱さでは、僕ら日本人も負けてないんですけど……。では、最後にくだらない質問をひとつ。一番好きな日本の食べ物は何ですか?」

サチン:「いろいろありますが、やはりココイチ(カレーハウスCoCo壱番屋)の2辛(あまり辛くない)、チキン煮込みダブル、それにゆで卵のトッピング(マイルドにするため)ですね。週に2回は必ず食べますが、これがほんとにおいしいんです! あまりに好きなので、この味を多くのインド人にも広めたいと思っています。」

田中:「……。君は、ほんとにインド人なんですか!?」

今回の「バッカスの日」、市場規模のような数値的な話だけでなく、文化や消費トレンドなどを含めたリアルで立体的な話ができて、実際に事業展開をする際のイメージが湧いてきました。

それにしても、すっかり“インド市場は熱い”とサチンにすり込まれたホットな夜でした。

(田中禎人/エニグモ)

●今回のお相手


サチン チョードリー
Abacus Venture Solutions Pvt Ltd 会長、株式会社チェンジ取締役、株式会社 ITTR 代表取締役社長。 1973年インドニューデリー生まれ。外交官の父の日本駐在を機に幼少時代を日本で過ごす。 インドの大学卒業後インド某大手旅行会社と日系企業の通訳・コーディネーター経て、1996年再来日。同旅行社東京支社で2年連続営業トップの実績を出す。
その後、転職した日系の通信会社でも数百人の優秀な日本人営業マン中で日本一の売り上げ記録を達成。 2001年株式会社サクセスTRC設立。代表取締役に就任。
ITコンサルティング、システム開発、旅行部門など幅広く事業を展開。2002年財閥グループと提携し、IT事業を拡大。2003年より、大日本印刷、NEC、富士通のIT企業研修をインド現地で開始。
また起業家向けに営業戦略、マーケティング、コンフィデンス・ビルディングをテーマにしたセミナーをスタート。大学でインド市場、ITビジネスに関する講演も行う。
インド進出を目指す日系企業向けのコンサルティングも手がける。 2007年株式会社マスターピース・エスパイヤーインド設立。代表取締役に就任。インド初日本向けのコールセンター事業を展開。
2009年株式会社ITTR設立。代表取締役に就任。2009年2月日本のアイデアやサービスをインドに提供するAbacus VSを設立し、会長に就任。


●著者プロフィール


株式会社エニグモ 代表取締役 CO-CEO

田中禎人(たなか・さだと)

日本最大級のファッション通販サイト『BUYMA』(バイマ)(http://www.buyma.com/)。を運営。1997年オンワード樫山入社。外資系PR会社を経てカリフォルニア大学経営大学院で経営学修士(MBA)を取得。2001年博報堂入社。2004年須田将啓氏とともに博報堂を退社し、株式会社エニグモを設立。著書(須田氏との共著)に『謎の会社、世界を変える。-エニグモの挑戦』(ミシマ社)がある。



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