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メア氏 更迭

こういう人物がクローズアップされると、反米感情が高まってしまうんだよな。




日本に住むアメリカ人にこそ、この問題に対する憤りの声を


しっかりと上げてもらいたいものです。



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米、普天間前進へ早期の謝罪・更迭=議会から圧力も-沖縄侮辱発言


(時事ドットコム  2011/03/10-19:08

【ワシントン時事】沖縄県民を侮辱した米国務省のケビン・メア前日本部長発言をめぐり、オバマ政権は同氏の更迭などで区切りを付けたとして、米軍普天間飛行場移設計画の早期確定や日米同盟の深化を目指す方針だ。ただ、事態は複雑化しており、思惑通り事が運ぶか不透明になっている。
 「米政府を代表して」。10日の松本剛明 外相との会談の冒頭、こう切り出したキャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は公式にメア氏の発言を謝罪した。
 キャンベル氏は続けてルース駐日大使の沖縄訪問を伝達。さらに日本部長交代と合わせた「3点セット」で、問題にけじめを付けたことにしたい意向を鮮明にした。
 後任のラスト・デミング氏は1996年の普天間全面返還合意に関わったベテラン外交官。温厚な性格で知られ、沖縄に知己も多い。
 国務副次官補まで務め、公職を離れた同氏を急きょ格下ポストに呼び戻す異例の人事に、沖縄との関係修復を急ぐ米政府の焦りが見え隠れする。
 「報道は不正確」「沖縄の基地負担に感謝している」。当初、こうした線で事態収拾を図った米政府が方針転換した背景には、普天間移設の「目に見える進展」を強く求める米議会の存在もある。
 8日の上院軍事委員会公聴会。レビン委員長は与党・民主党所属ながら、在沖縄海兵隊グアム移転について「(前提条件の普天間移設完了へ向けた)詳細な情報と現実的な計画が完全にそろうまで、そのような重要で費用のかかる事業は進めるべきでない」と言明した。
 日米両政府は昨年5月、外務・防衛担当閣僚による次回の安全保障協議委員会(2プラス2)で普天間代替計画を確定させることに合意している。
 グアム移転予算に議会の承認を得るには、この合意に沿った前進が不可欠-。その現実を改めて突き付けられたオバマ政権が、今年5月の大型連休中に予定される2プラス2で滑走路2本のV字案に何としても決めたいとの思いを強くしたのは間違いない。
 とはいえ、自ら犯した「失点」が基で、沖縄の頭越しにV字案を確定できるか微妙な情勢。沸騰する沖縄世論と議会の要求に、板挟みに遭う米政府の苦悩はしばらく続く。