エンターテイメントとメジャーの存在 | スパイシー丸山「カレーなる365日」Powered by Ameba

エンターテイメントとメジャーの存在

ただ今、名古屋に向かう新幹線。


移動中は音楽を聞かないボクですが、めずらしくiPodを携帯し、シャッフル機能で堪能中っす~♪♪

大塚愛→デスティニーチャイルド→セルジオメンデス→中村あゆみのスロー&ミディアムテンポの見事な選曲に感心(どれもアルバムの隅にある隠れた名曲たち)。

iPodよ!良い選曲をするではないか!!!!

こんな良い選曲するならラジオもいらないではないか‥。


iPodの普及→デジタル化の普及→違法ダウンロードが拡大→音楽業界の収益減→ミュージシャンの収益減→作り手の音楽離れ→音楽の質の低下→音楽産業の衰退‥。


画期的な音楽ツールは結果的に、上記のような残念な流れを作ってしまったけど、確実にラジオ離れの一因も作っているよな。


インターネットに侵食されていく既存メディアと音楽たちや映像たち。

ネット社会になり、ユーザーに選択権が託されるようになったけど、インターネットの一番のデメリットは、自分でアクセスしないと永遠にたどり着けないことだと思う。


半強制的に見せられ、聞かされる“既存メディア”には、ガッカリさせられる事も多いけど、自分の嗜好では出会わないような新しい出会いをたくさん与れるじゃないか。


既存メディアと政治の関わりは好きではないけど、エンターテイメントに限っていうと、半強制的に流される既存メディアのシステムの方がボクは好きだな。

メジャーレーベルに中指を立てるロッカーたちも、メジャーレーベルがなくなれば、売れてロックスターになることは夢のまた夢になってしまうわけで‥。
音楽に夢を抱く事が出来なくなってしまうだろう。


エンターテイメントにメジャーは必要だ。
メジャーがあるからアンチが生まれ、そこから新しいものが誕生する。


下降の一途をたどるエンターテイメント業界だが、メジャーに関わる全てのみなさんには、この状況をなんとか踏ん張っていただきたい。

良きメジャーの存在なくして、エンターテイメントの明日はない。