出会いのスタートライン | 旧:丸山久美子のブログ

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緊張しいなまま人前で話す仕事をしています
(株)シャベリーズ 代表取締役 丸山久美子

高校時代からの友達たちと飲みに行ってきました。「出会いのスタートラインて大切だよね」て話しをして。その話があまりにも素敵だったので書き残そうと思います。



私たちの出会いは、まだお互いが幼い高校生の頃でした。保護者に養ってもらっている環境の中、恋愛も手探りで、人としての軸もフワッとしているにもかかわらず気持ちだけは大人な状態。いま思い出せば未熟で恥ずかしい言動をしていました。

 

でも私たちの出会いはソコであり、ソコを知っているからこそ今どんなに役職や地位や環境が異なろうと、関係性は変わりません。「あの頃あぁ言ってたけど今はどう?!」そんな事を気軽に言える仲です。

 

約20年の間、それぞれ別の道を歩み、別の経験を重ね、それぞれの価値観を持つようになりました。再会した今、価値観が同じでなくても否定はしない。する気にもならない。逆に、なぜあの頃~今でその価値観になったのか?そのストーリーが気になる。離れていた時間で何が起こり何を感じたのか?今の違いより、過程を知りたくなるのです。

 

「出会いのスタートライン」は重要ですね。あのタイミングで出会えたからこそ!の信頼ってあると思います。


例えば私が明日、超超超有名人にピックアップされて一気にスターへの階段を駆け上がったとします。大勢の人が「自分は友達!」「あの頃の丸山は○○だった!」と言い出すことでしょう。でも、本当に昔から慕って支えてくれていた人たちは「騒がれてるけど大丈夫?ウチに避難して来てイイからね」とか言ってくれそう


あのころ出会ったメンバーはこう言ってくれそう。と思える人が頭に浮かぶだけで、人生に安心材料が増える気すらします。



私は物心がついた頃から、グループに入って固定メンバーと仲良くする事が苦手でした。ある意味、常に一匹狼。つかず離れず。自由でいたい。「ココ!」という固定の場所が苦手です。


でも、友達に対して不満があったら言うし、相手に支えが必要なら迷わず行きます。


学生時代からずっとこう。昔からの仲間は理解してくれています。数年に1度しか会わないけど「マルは昔からそうだから」と笑って言います。その証拠に、飲み会のシメにオニギリが出たらこんな事を言われました。

 

「マルって、米には塩!って言って、塩で食べるの好きだよね。塩もらう!?(笑)」37歳になった今でも、白米+塩のコンビが大好物です。


お米を美味しく食べるために塩を頼んでOKと許されているこの空間があるだけで、この人達と出会えた人生、捨てたもんじゃないなキラキラとすら感じたのでありました。



高校時代に知り合い、今なお付き合ってくれているみんな。大人になってから知り合ってアレコレ見守ってきてくれた人達。そして最近出会ってくれた皆さん。それぞれとの「出会いのスタートライン」のエピソードを大切に守っていきたいです。

 

私は私なりにもっと高みを目指すし、みんなはみんななりに目指していくことでしょう。誰がどうなろうとも、またタイミングが合った時にフワッと集まって乾杯して。それぞれの異なる価値観にまつわるエピソードを聞かせてほしいし、聞いてほしい。そうやって少しずつ年を重ねていけたら最高に幸せですね照れ