メルマガ『ニュースのカラクリ』を創刊しているのは、以前にお伝えしました。
思ったよりも好調です。
そんな俺に目をかけてくれる優しいまぐまぐスタッフは並みいる著名人に混じっての
まぐスペインタビューでメルマガの著者として掲載してくれました。
期待に応えるべく語り倒しております……本音すぎておかしなことになっていますけどね。
担当してくださっているイケメンT氏からは「もう少しぐらいカッコつけてもいいんじゃないスカ」と嬉しいツッコミ(俺的にね)。
ちなみに5~6月に書いたネタはこんなラインナップです。
銃撃事件から見えてくる暴力団の今とこれから
オウム手配犯が移動しない理由
逃亡犯あれこれ解説(第一回)
逃亡犯あれこれ解説(第二回)
合ドラの効能と問題点
創刊号「脱法ドラッグ」
この先、執筆が落ち着いてきたら、これまでに溜め込んできた、いろいろな裏話をじっくりと書いていくつもりです。
別に創刊号から読まなくてもいいので、ぜひ登録してくださると嬉しいっす。
さて、最近の小ネタ。
インド料理のナンってありますよね。
あれって、インドの市民だとあまり食べません。
正確にはバックパッカーが行くような店では、高級品です。
旅行者たちは、「チャパティ」を食います。
これ、発行させていない捏ねた小麦粉をただ焼いただけの素朴な料理です。
ハッキリ言います。
美味しくありません。
でも、無性に食べたくなるんですよ。
日本に帰国してから何度か食べたくて仕方ない時がありました。
なかなか出してくれる店がなくて、かといって力入れて探すほどのものでもないし。
そんなときに、デーブ・スペクター夫人の京子・スペクターさんとの会食で入ったインド料理屋でメニューに「チャパティ」ってあるわけです。
興奮しましたね。
店員のインド人に「チャパティくれ!」ってオーダーしたんですが、それを見ていた京子さんとかが、「なにそれ?」ってくるわけです。
そうなると、説明しますよね。
「貧民の主食っす」
みんな、キョトンってしてました。
でも、事実だしいいかな~って思っていたら、熱々のチャパティきましたよ。
喜びいさんで食うわけです。
ん~やっぱり大して美味くない。
だが、これがいい。
俺は嬉しくなって、おかわりして食ってました。
京子さんたちも食いますが、みなさん微妙な顔。
「こういうときは、素朴な味って言えばいいですよ」
って俺が言うと、皆さん納得しながら、なぜ俺がここまで、チャパティにこだわったのかわかっていませんでしたね。
結局、食い物って味の絶対値だけで食いたいわけじゃないんです。
特に若い時の旅の味とかって、本人にしかわからないテイストがあるんで、それを噛み締めるのに美味い不味いは関係ないってことなんです。
そんなこって、駆け足的に近況の小ネタでした。