今日は、港区議会 予算委員会5日目で、衛生費と産業経済費の質疑でしたが、
産経費では 港区 就労セミナー等で、女性のデジタル人材育成を訴え
公明党は、先の衆院選で「女性デジタル人材育成10万人プラン」を掲げ、
その後、竹谷とし子女性局長を中心に強力推進して、
政府の「デジタル社会の実現に向けた重点計画」に、「女性デジタル人材育成の推進」が追加に
今国会で審議中の22年度予算案には、21年度予算に続き、
女性のデジタルスキル向上や、就労の支援に地方自治体が活用できる
「地域女性活躍推進交付金」が計上されており、
同交付金の活用も、今日の質疑で提案
全国でも活用事例は、まだまだ少ないのですが、兵庫県宝塚市では、
コロナ禍で困難を抱える女性への支援の一環としてパソコン講座を実施しています。
初級編から仕事に役立つ実践編までのスキルを習得でき、好評を博しているそうです
港区は、毎年、女性を対象とした就労支援セミナーを実施しており、
今年度は「女性のための再就職支援セミナー・就職面接会」を実施
特に、セミナーはキャリアプランやマネープラン、自己PRから面接のポイント解説まで、
5日間に渡って実施され、女性の再就職支援を図っているのはすばらしいですね
男女共通のセミナーでは、ITエンジニアによる講座も実施した、とのこと
港区の就労セミナーは、ハローワーク品川とも連携しているので、
国の「求職者支援制度」の周知啓発も訴え
失業手当などの雇用保険を受給できなかったり、受給を完了したりした求職者を対象に
職業訓練受講給付金(月10万円)を受給しながら無料で職業訓練が受けられます
まだ数は限られますが、デジタル分野の訓練コースがあり、
本制度は男女を問いませんが、女性のデジタル人材育成に有用な制度と考えます
港区は、さらに令和4年度は、中小企業へのDX促進支援を図り、
区内中小企業者がウィズコロナ時代を乗り越えるため、
生産性向上や経営効率化を支援することを区の新規事業に盛り込んでおり、
これは女性のデジタル人材育成の推進にもつながるものと思っています
デジタル分野の仕事は感染症の影響を受けにくく、
今後、社会のデジタル化でその分野の人手不足が続き、
労働力を求めるニーズが高まるといわれています
経済産業省の委託調査で、2030年に情報システム部門などで働く「IT人材」が、最大で約79万人不足すると試算されています
育児や介護をしながらテレワークで取り組めるようにする企業も出てきており、
この機会を生かし、女性がデジタルのスキルを習得し、就労できるように、全力で