今日は、港区議会予算委員会4日目で、
区の予算の4割以上を占める「民生費」の質疑でしたが、
広島の原爆の子の千羽鶴を使ったドレスをプリントしたマスクを着け、平和への願いを込め
港区では、令和3年3月末時点で、区内在住の高齢者や障がい者など、
避難行動要支援者数が3,406人
避難行動要支援者のための福祉避難所の福祉避難所の拡充や円滑な避難のためには、
そうした支援に当たる介護職員の確保が、喫緊の課題といえます
港区では、令和3年5月の災害対策基本法の改正を踏まえ、修正を進めていて
現在パブコメにかかっている「港区地域防災計画(素案)」において、
福祉避難所の活用による要配慮者の円滑な避難の確保など、反映しようとしています
具体的には、区内の介護事業者らと、災害時協力協定の締結をさらに進め、
災害時の避難行動要支援者の安否確認や区民避難所等で必要な支援を迅速に行う体制を強化する、などとしています
東京都の「介護職員宿舎借り上げ支援事業」は、
介護事業所が福祉避難所の指定を受けるなどすることを要件にしていたため、
実質的に、施設系の事業所しか対象とならず
そのため、港区内では、令和2年度は5施設27戸しか助成を受けておらず
家賃が非常に高い港区において、
区内の介護人材確保が進まない一因となっていました
しかし、東京都の令和4年度予算案では、
安否確認や福祉避難所を訪問して災害支援に当たるなどの災害時応援協定を、
介護事業所が区市町村と締結した場合も、同助成の対象に
そこで、この助成拡充の機会をとらえて、
区内の訪問系介護事業所との災害時協力協定の締結を促進するよう訴え
それに対して、区の担当課長からは、対象の100%と締結できるよう取り組む、
との満額の答弁が得られましたので、本当によかったです
引き続き、区内の介護人材確保に取り組んで参ります