今日は、港区議会第1回定例会2日目の、交渉会派の代表質問
公明党議員団からは、池田たけし幹事長が登壇
声をからしながらも、落ち着いたすばらしい質問態度だったと感じました👏
今回私は、シビックプライドと、鳩の餌やり👋禁止について、条例化を訴える質問など作成
その必要性を訴えてもらいました✊
鳩の過剰な餌やり禁止！
餌やり禁止❌については、武井港区長から、
条例を含めた効果的な方法を検討する、と初めて前向きな答弁があり、一歩前進🗣️
芝浦地域では、特定の餌やりの方がひと月以上姿を見せず、鳩も一気に数が減り📉
昨年末頃には百羽以上いた鳩が、現在は数羽見かける程度まで沈静化していますが、
平成３０年ころには、麻布十番でも同様の被害があり、今のうちに対策が必要です🕊️
鳩だけ狙い撃ちにしなければならない理由として、糞の有害性と繁殖に伴う住環境への悪影響があげられます
鳩糞は、クリプトコッカス症など危険な感染症の原因となり得ます。
また、２カ月に１回程度卵を産んで繁殖するほど繁殖力が旺盛で、
人への警戒感も薄く、都心でもベランダなどに巣を作り、住環境を容易に悪化させます
世田谷区では平成３０年４月に「世田谷区環境美化等に関する条例」が施行され、ハトを含めた野鳥への餌やり行為を区内全域において禁止
大阪市では令和元年１２月に「大阪市廃棄物の減量推進及び適正処理並びに生活環境の清潔保持に関する条例」が改正され、
動物への餌やり行為そのものは規制対象外ですが、同法第26条4項において、給餌者に対して残った餌や、餌に集まった動物のふん尿などについて清掃の義務を課しています
今回の芝浦地域での餌やり行為も、１日に同じ場所に２～３回、毎回１０キロほどの穀物などの餌をまいており、
残った餌と糞の始末に、区の清掃員が追い付かず、地域の有志の方々が対応してくださっていました
こうした餌やり行為への法規制に対しては、地域猫活動をされている方から懸念のお声もいただいているところですが、
あくまで区の環境や美観を損ねる行為に対する行為に限って規制をすべきと考えています
武井区長は、昨日の所信表明で、「区民が地域に愛着を持ち、心地良さを実感できる公共空間を創出するため、区が先頭に立ち、まちの隅々にまで行き届いた環境美化を進めます。」と述べられました。
その実現ためにも、鳩への過剰な餌やりを規制する条例制定について、検討を始めるべきと考え、質問で訴えました
シビックプライドの推進！
また、港区では2年連続で転出増📈による人口減となっており、
令和2年の26万379人を頂点にして、令和3年25万9036人、令和4年も25万7183人と、
コロナ禍で、減少傾向が続いています
誤解を恐れずに言うと、これからは人口の「量」ではなく、「質」に重きを置くべきと考えます
良質の定住人口の形成のためには、地域愛を高める、シビックプライドは必須ともいえます
令和３年４月に施行された、相模原市の「さがみはらみんなのシビックプライド条例」が、
全国初のシビックプライドに関する条例で、注目されており
市民に対して、相模原市に対する誇り、愛着及び共感をもち、まちのために自ら関わっていこうとする地域愛を高めることを目的としています
人口の転出を抑制し、住民の質を高めるためには、
地域愛🧡を高める「シビックプライド」の取組が重要です
大東建託株式会社が、成人を対象にした居住満足度調査をもとに昨年１２月に公表した、
２０２１年「住み続けたい街（自治体）ランキング」において
港区は、全国では18位でしたが、都内で１位の結果となりました
平成30年から始まった、港区版ふるさと納税制度は、寄付者自身が寄付金の使い道を選び、区の取り組みを応援する制度ですが、これもシビックプライド醸成に寄与する取組といえます
シビックプライドの高まりもあってか、ふるさと納税控除額の、令和元年度と３年度との比較において、東京都全体で1.23倍の伸び率に対して、港区は0.91倍と、伸び率がむしろ減少
昨日１６日の区長の所信表明では、
「将来世代にも誇れる都市を残していくため、先行きが不透明な今こそ、私は、目指すまちの姿として『未来へ続く、笑顔あふれる洗練された港区』を掲げます」、と述べられました
それを踏まえて、さらなるシビックプライドの取組推進を訴え、前向きな答弁が
引き続き、しっかり取り組んで参ります✊