港区 みなと保健所に届出のあった新規コロナ感染者数は、
先週は港区民のみで、わずかに4人と、先々週と比較してさらに低下
29日時点で療養中の区民の方は、入院中2名、宿泊療養中1名、自宅療養中2名と、
こちらも変わらず低い水準で推移しています
一方、国内で初となるオミクロン株が確認され、濃厚接触者も40人いるとのことで、
新種のオミクロン株に関しては、現在のワクチンの効果が低い可能性が指摘されており、
現在世界中で検証中ですが、もしそれが間違っていない場合には
国内での拡大の恐れが、現実味を帯びてきました
それでも重症化には効果がある可能性は高く、
結論的には、現行のワクチンの未接種の方には接種を勧奨し、
効果が落ちている人には、現行の2回目接種から8カ月以降に3回目接種の方針を前倒しする必要があると思っています
昨日の港区議会総務委員会における、ワクチン3回目接種費用の補正予算にからむ質疑のなかでも、
私は、オミクロン株による感染拡大のリスクや、それに伴う国のワクチンスケジュールの給は前倒しの方針転換に備える必要性を訴えています
すなわち、3回目接種には、接種券がどうしても必要となるので、
いつでも前倒しで発送できるような、早めの体制づくりなどが求められると考えています
港区の、ミッドナイト接種による区民以外の「誰でも接種」などの取組の効果で、
近隣区よりやや遅れはしたものの、
区民の1回目接種が80%を超えたことは、大変に素晴らしいと思っています
ともかく、引き続き必要な感染防止の手立てを、迅速に講じてまいります