今日は、地元の芝浦3・4丁目の地域の方々と、港区の芝浦港南地区総合支所関係者で、
地域で長らく問題となっている鳩の餌やり現場を、実際に歩いて確認
特定の人が1日数回、運河沿いを中心に複数カ所に大量に餌をまく行為が、コロナ禍の1年余り続き、
上の写真は、芝浦3丁目の新芝橋ですが、こちらは特に撒かれることが多い場所です
実際に餌やり被害現場をつないで歩いてみると約1時間くらいかかり、かなり広範囲と実感
餌やりの人は、後始末まではしてくれないので、結局区の委託業者が、鳩糞の清掃のために何度も出動することになり、
また残餌にネズミもたかっていたり、と衛生上大変に問題です
餌やり行為に耐えかねて、一部の住民の方が、自主的に警告文を掲載してしまっており、
今後、地元町会と、区の所管との連名での、より効果的な警告文を掲載予定となりました
下記の写真は、芝浦4丁目にお住いの方からご提供いただいたものですが、
鳩の数も看過できないほど増殖していて、
運河など公共の場所以外にも、このようにビルの公開空地(私有地)にも撒いているので、三田警察署の方とも連携しているところです
ビルの所有者も、防犯カメラの設置と警告をしていますが、
カメラの死角から、餌をまいているであろうことを、現地で確認
以前のブログにも書きましたが、改正「動物の愛護および管理に関する法律」(動物愛護法)25条では、みだりに餌やりをすることは違法と規定しており、
今回のような態様の餌やりは、同条違反になると考えています
港区の担当課も、指をくわえているわけではなく、青パトや直接職員による巡回の強化や、
餌やりの多い場所への防犯カメラの設置や、忌避剤、鷹の活用など検討したり、
餌やりの多い場所の近くの、街路灯や電線に鳩よけを設置してくれたので(下記の写真で、うっすら電線の上にもう一本線が追加されているのが分かりますでしょうか?)、
糞害は減りましたが、餌やり行為はむしろエスカレートしている実態があります
今回の現地視察を踏まえて、引き続き、鳩の餌やり自体の抑止のための対策を、
区と連携して迅速に実施してまいります