今日は、秋の交通安全運動の歩哨で旗振りを実施
その後、港区議会決算委員会2日目に臨み、総務費の質疑で登壇
環境省が本年3月公表した、「人とペットの災害対策ガイドライン 災害への備えチェックリスト」を、港区地域防災計画への活用を訴え
災害時のペットに関する対応においては、ペットの飼い主が自己の責任の下で行う同行避難とともに、
指定避難所等で受入準備や運営管理を行う市区町村等の自治体が果たす役割は極めて重要です
災害時に特に重要となる、指定避難所の事前準備や設置等に係るチェックポイントや、
ペットとの同行避難者への対応で重点的に取り組むべき事項に加えて、
従来にはないポイントとして、災害時の動物救護活動の計画的な実施についても盛り込まれています
区の担当課長の答弁は、チェック方式により、避難所の運営上注意すべき項目が明示されており、活用が期待できる
現在修正中の、港区地域防災計画においても考え方を反映させる、という前向きなものでしたので、よかったです
また、公明党が提言する、「誰一人取り残さないデジタル化」を目指して、
区のホームページにおける、視覚障がい者用読み上げソフト対応などを訴え
“誰一人取り残さない”と公明党が訴えているのは、全ての人に優しいユニバーサルデザインを前提にすべきであり、
こぼれ落ちそうな人を置き去りにしてはならない、との思いからです
「誰一人取り残さないデジタル化」のためには、徹底的に国民目線で使い勝手を良くし、
高齢者も、障がい者も、諦めることなく使ってもらえる、情報アクセシビリティに配慮した設計が必須です
特に、区民にとって重要な情報が集約されている、区のホームページにおいては、どこまでも区民にとっての利用しやすさ、すなわちウェブアクセシビリティを重視してもらいたいと思っています。
例えば、イラストや図表の多用は、視覚的な分かりやすさにつながりますが、
他方で、視覚障がい者が文字情報をソフトウェアなどで読み上げさせる際には、文章がイラスト等で裁断されてしまっていると、前後で意味が通らなくなる恐れもあります
また、文書をPDFファイルとして掲載していることも多いですが、文字情報だけのテキスト版も用意されていないと、読み上げソフトウェアでは対応できません
さらに、文字数の制限がある、視覚障がい者向けの音声コード「Uni-Voice」では、文字数が漢字を含む800文字しか記録できない為、
ホームページの該当ページのURLを記載することなどにより、より詳細な情報を得られるようホームページに誘導する工夫も必要かと思っています
区のアプリにおける、アクセシビリティ向上なども訴え
視覚障がい者の方からは、
例えば、ボタンなどに名前をつけたり、キーボードだけで操作できるような、アクセシビリティ対応をしてくれていれば、新型コロナワクチンの予約も自分一人でできるのに、
それが無いために、人に頼まなければならない、と
スマートフォンのアプリについても同様で、
スマホに最初から備わっているアクセシビリティ機能で画面内移動ができなかったり、画面が変わったことを音声案内してくれないために、わからない
自分自身で予約がとれるなどできれば、障がい者の自立につながり、行政コストも軽減するので、ウィンウィンになるはず、とのことでした
そこで、今後、区の健診などの予約ウェブサイトやアプリの開発の際には、障がい者当事者や専門家の意見を常に聴取するなど、アクセシビリティに最大限配慮するべき、と訴え
今回の決算委員会から、PDFファイルを補助資料として公開し、
参加している区議や区の理事者はもちろん、委員会中継を視聴している人にも見せることができるようになりました
質問の分かりやすさの追求という点では、前進ですが、
作成する私の技術がまだまだですので
引き続き試行錯誤し、より分かりやすい質問作成にも心がけてまいります