今日は、港区議会区民文教委員会にて、令和4年4月開設の、港区立産業振興センターの指定管理者の指定についての議案などを審議
今回の募集に対して、「みなと・キャンパス・リロ グループ」という、代表団体を「NPOみなと経営支援」を代表団体とし、株式会社キャンパスクリエイト、リロクラブを構成団体とするジョイントベンチャー1事業者のみの応募でした。
昨日は、現在三田5丁目に建設中の現地を確認し、JR田町駅から徒歩5分という立地の良さや、25m×50mという十分な広さなどを確認
同時に移転する三田図書館との複合施設は、愛称「札の辻スクエア」という名称が先日決定し、図書館との連携によるビジネス支援など様々なポテンシャルがあります
都心の有数のスタートアップ拠点としても大いに期待されますが、特にコワーキングスペースが重要と考え、3年前に港区議会公明党として民間の施設を視察し様々提案して参りました
渋谷ヒカリエ内「Creative Lounge MOV」を視察させていただき、コワーキングスペース利用者同士を接着させマッチングさせる、マネージャー的な役割のスタッフが肝であることを確信
そのことを、私は平成29年9月定例会で提案した結果、新たな産業振興センターのコワーキングスペースに、コミュニケーションマネージャーが配置されることに
今回指定された事業者からは、フィールド・フロー株式会社渋谷建氏などが、コワーキングスペースのマネージャーとする提案がなされており、直接コミュニケーションマネージャーに任命されるかは分かりませんが、実績も十分な方々でしたので、大いに期待したいです
また、2年後のコロナ禍からの復興への支援も期待されており、今回の指定管理者には、現在港区の経営相談
を担当しているNPOみなとも加わってくださっているので、その点は安心だと思っています
まだまだ、事業者からは面白い提案もなされていたので、稿を改めて記載したいと思います。
一方で、今回の指定管理者の募集には1社のみしか応募がなく、また提出された収支計画に当初誤りがあるなど、指定に対する不安な部分がいくつか見られました。
そこで、指定管理者に事業を丸投げするのではなく、区として開設当初は積極的に介入して事業を支えることを強く要望させていただきました。
ともかく、1年半後の開設までより良いものとなるよう、引き続き提案して参ります