今日は、港区議会決算委員会の教育費の質疑で、港区立図書館📚への、児童向け電子書籍導入について訴え🗣
国と区議会の公明党による「GIGAスクール構想」の推進で、今月中に区立小中学生1人1台のiPadの配布完了📱となります
そこで、今後コロナの感染再拡大で図書館が休館になっても、子どもの読書権を保障するために、電子書籍の早期導入を訴え、非常に前向きな区からの答弁がありました
本年3月28日から5月25日まで、新型コロナの感染拡大のため区立図書館が臨時休館となり、本の貸出も休止されました
この間、小学生の子どもを持つ親御さんからの強いご要望もあり、私は子どもの読書権の重要性を訴え、せめて子どもだけでも図書を貸し出せないか、区に対して何度も求め続けました
その結果、5月中旬から郵便での本の宅配が開始されましたが、学校の臨時休業の最終盤であったので、残念に思っていました
先月10日の今定例会の港区議会公明党の代表質問でも取り上げましたが、電子書籍では、文字拡大🔎や読み上げ等の障がい児のアクセシビリティ対応が可能です
また海外の書籍を翻訳したり👳♂️👲、授業に電子教材として活用することも可能となります🆗
本日の質疑では、導入予定の電子書籍は、専用端末を必要とせず、配布するiPadを含む、通常のタブレットやパソコンで読書可能であることを確認しました
なお、港区教育委員会は、iPad配布後もすぐには家に持ち帰らせず、以下のスケジュールを考えているようです
https://twitter.com/minato_gakkou/status/1311609425308729344
現在のところ、港区ではGIGAスクール構想を以下のスケジュールで推進していく予定です。
— 港区教委 学校教育部 (@minato_gakkou) October 1, 2020
9月中旬~11月 教員のiPad研修
10月中旬 iPad端末配備完了
11月上旬 iPad端末持ち帰りを検討
11月中旬 保護者向けリーフレット配布
12月上旬 保護者向け研修会
12月下旬 iPad端末持ち帰り(予定) pic.twitter.com/Poo2VBlXX7
港区議会公明党は、先駆的に電子書籍を導入した千代田区立図書館を視察したうえで👀、電子書籍導入を最初に訴えたのが平成22年第4回定例会で、以後継続的に訴え続け、コロナ禍もあり、10年かけてようやく実現へ前向きな答弁が区からあり感無量です
ただ、紙の図書なら定価で一度購入💰すると継続的に利用できるのに、電子書籍を図書館で導入すると、定価の何倍もの利用料を払わさられ💸、2年ごととかに再度利用料を払わないと消滅❌してしまうなど、収支に課題があります
また、図書館に導入できる形の児童向け電子書籍は、現時点では大変に少なく、先進自治体でも、電子書籍のほとんどが著作権の切れた青空文庫とのことです
しかし、子どもの読書権保障のためにも、引き続き早期実現に全力で取り組んで参ります