今日は、新型コロナの感染防止のためのアクリル板付きの演台で、7カ月ぶりに一般質問に立ちましたベル

はじめに私は、新型コロナ🦠の影響で長期間の外出自粛等による児童虐待の増加を防止するため、厚労省が打ち出した「子どもの見守り強化アクションプラン」👧👦を踏まえた対策を訴え🗣

 

厚生労働省が、令和2年1~3月に児童相談所で虐待として対応した件数を調査した結果、児童虐待の対応件数は毎年増加傾向にあり、新型コロナとの因果関係は不明確としつつも、いずれも前年同月比で1~2割増加していた、とのことですアップ

 

令和2年4月27日の事務連絡にて、要保護児童対策地域協議会が中核となって、様々な地域ネットワークを総動員し、支援ニーズの高い子ども等を早期に発見する体制を強化するとともに、定期的に見守る目体制を確保する「子どもの見守り強化アクションプラン」実施を発表しました宝石ブルー

支援対象児童は、就学児童、保育所・幼稚園等の児童、未就園児等に区分され、それぞれ所属している施設ごとに確認に係る役割分担を行うことや、電話・訪問等により定期的な状況把握を、少なくとも1週間に1回行うこととされています電話

 

港区では、区立学校の臨時休業期間中、子ども家庭支援センターの児童虐待等に関する相談窓口を広報みなと等を通して周知したり、要保護児童について学校🏫と連携し、登校していない場合はセンター職員が訪問するなど状況確認を徹底していました目

 

そうした取り組みもあってか、本年4月~5月にかけて、子ども家庭支援センターに寄せられた児童虐待に関する新規受理件数は、昨年同時期が92件に対して、87件とむしろ減っているとのことですダウン


他方、当該受理に占める面前DVの割合は、昨年同時期が8件であったのに対し、今年は20件と増えていることは懸念されるところであり、「子どもの見守り強化アクションプラン」を踏まえた虐待未然防止の取組強化を、区に訴えましたビックリマーク

 

武井区長からは、今後は地域の諸団体やNPOなど、あらゆる地域資源を活用し見守りを強化する、との明確な答弁がありました😊

 

 

次に、新型コロナ禍で苦しんでいる飲食店👨‍🔧等中小企業を支援する対策の周知📣が不十分であることを指摘し、SNSの活用を訴えましたビックリマーク

区内の飲食店などからお話を伺うと、国や都、区のコロナ禍の支援事業について、知らないと答える店舗が大変多いことに驚かされますショボーン


新型コロナの感染拡大の状況の変化に応じて、支援事業も矢継ぎ早に打ち出されたり、制度変更されたりした結果、周知が追い付いていないことが大きな要因となっていることは間違いなく、自分が欲しい情報が欲しい時に得られるSNSの活用は重要と考えました宝石赤

 

そのことを訴えたところ、Twitterを来月から、LINEを10月から活用する、との具体的な答弁を得ることができました💬

 

さらに、今月5日に国交省が打ち出した、道路占用許可基準緩和による飲食店の路上営業支援⛱について、区の主導でまずは活用の意向調査をすべきと訴えましたビックリマーク

国交省は、新型コロナの影響を受ける飲食店等を支援するための緊急措置として、地方公共団体と地域住民・団体等が一体となって沿道飲食店等の路上利用を支援する場合に、道路の占用許可基準を緩和することとしました宝石ブルー


令和2年11月30日までの期限付きで、地方公共団体や商店会などが一括して占用許可の申請をすると、道路占用の許可基準が緩和され、かつ施設付近の清掃などを行えば占用料も免除するFREE、というものです。

 

都議会公明党も、昨日25日の小池ゆり子都知事への緊急要望で、この道路占用許可基準緩和を捉えて、飲食店等がテラス席用のテーブルや椅子、パラソルなどを準備することへの支援を訴えていますビックリマーク

 

とはいえ、自分ことで手いっぱいの飲食店自身が率先して許可申請することは難しいので、区が主導して、各商店会に対してヒアリング耳を行い、道路占用の要望があるか、具体的にどの道路での占用許可が必要なのか、取りまとめて区で一括して警察に申請するような支援を訴えましたビックリマーク

 

それに対して区長からは、来週から各商店会に情報提供を行うとの答弁で、すばやい対応に本当に感謝です👏

 

ところで、港区議会では今年2月の定例会から、本会議での一般質問の議会中継に、手話通訳👋と文字字幕を導入していますアップアップ

 

視覚障がいのある人🕶への配慮として素晴らしいですが、どうしても言葉が固くなりがちな議会質問が字幕で分かりやすくなったと思うので、あらゆる人にとっていいことですね虹