昨日の港区長の定例記者発表にて、港区の4月1日時点での待機児童がゼロを達成したことが報告されました
ちなみに、昨年同時期では、89人の待機児童でした。
この資料にある、ゼロ達成の取り組みとして、区は3つ挙げていますが、いずれも公明党が推進ないし提案したものです
最初の「空きクラスを活用した1歳児定員拡大」については、平成30年第回定例会の代表質問にて、杉並区の先行事例を引用しつつ、区側から初めて明確な答弁を引き出していたものです
また、「保育コンシュルジュによるマッチング」についても、私が平成28年月の決算委員会の質問にて提案し、以前から他会派の議員からの提案はあったものの、初めて前向きな答弁を区から引き出し、半年後の平成29年度から実現したものです
さらに、「保育定員の拡大」については、毎年11月ごろに港区長に提出している公明党会派としての予算要望の中に、毎回優先事項として盛り込んでおりました
今年10月からスタートする、「幼児教育の無償化」法案についての国会審議において、立憲と共産党は待機児童解消を優先すべき、との理由で反対しましたが、少なくとも港区は、保育料無償化を反対する理由がないといえます
ともあれ、毎年度中に待機児童が増加する傾向は、今年度も変わらなそうであり、資料にもある、本年6月の芝浦4丁目の保育園など新設保育園も予定されているものの、ゼロが維持できるかどうか
また利用者の方から懸念されている「保育の質」が保たれているかどうかも重要なことですので、引き続きしっかり見定め、提案等してまいります