JR山手線新駅周辺の開発が見えてきました!

今月は、港区港南地域を中心に家庭訪問を集中的に実施していますが、オートロックのマンションが多いエリアですので、先方のご都合もありますが、突然の訪問ではなかなかお会いするのは難しいですね~。

この港南地域にも大きくかかわるJR山手線新駅周辺地域「(仮称)品川駅北周辺地区」について、今月4日にJR東日本が催した説明会に参加しましたが、既に報道がされた部分を含めて、少しずつ街の概要が見えてきました。

本計画では、2024年度までに、約7万2000㎡の広大な敷地に、延床面積約85万1,000㎡のコンベンションなど商業・文化施設、保育・教育施設などが建設予定で、住宅戸数も約1,000戸入る見込みです。

また、食品ロス削減にも貢献する食品廃棄物を用いた「バイオガス」施設や、隣接する下水処理場の下水熱を用いた地域冷暖房施設を設けるなど、環境に配慮した設備も注目されるところです。

新駅に関しては、2020年の暫定開業時で2.3万人、2024年の完成時には13万人の乗降客を見込んでいるそうで、そうなると最終的にはJR恵比寿駅程度の人が乗り降りすることになるので、かなりの人数といえます。

港南側へは、通称「提灯殺しの地下道」高輪橋架道橋の隣に新設される「第二東西連絡道路」のほか、線路をまたいで芝浦中央公園に接続される歩行者専用道路「新駅東側連絡通路」が予定されていますが、前者は平成36年、後者はまだ予定も見えてこない状況です。

 

環状4号線で高輪・白金台地域とつながります!

補助123号(奥側、港区道243号)~都道補助16号(手前側)ですが、この道路にオレンジの着色したイメージの環状第4号線がJRの線路を超えて延伸し接続されます。

本年5月になされた上記の住民説明会資料の航空写真イメージによれば、平成39年のリニア中央新幹線開業を目途に、高輪台~白金台~港南地域が一本の道路で接続され、都市に集中する交通が分散化されます。

また、火災の延焼拡大防止、緊急車両の輸送路や避難経路が確保され、地域における防災性の向上にも大きく貢献します。

港南地域側の延伸部分から先に着手されるとの予想もあるようですが、いずれにしても、地域のご要望などがしっかり活かされるよう、事業主等にしっかり意見を伝えて参ります!