今日は、自分がかかわっている地域のNPO法人が主催の、芝浦の放射線医療機器会社の方を講師に招いての最新の放射線療法によるがん治療の講演会を、裏方としてお手伝い。

一昨日の区議会予算委員会の衛生費では、がん対策基本法改正をふまえた、胃がんの原因菌であるピロリ菌の検査の周知について、訴えました!

WHOの報告によれば、全世界の胃がんの約8割がピロリ菌の感染が原因で、ピロリ菌の除菌で胃がんの発生を3~4割減らせる、と。

港区における平成26年の調査においても、胃がんは、部位別がん死亡数の男性の第2位、男女合計の第3位で、その予防は重要ですが、ピロリ菌検査が保険適用になった25年以降も、検査のことを知らない方が多いです。

私は昨年4月の委員会等で区の胃がん検診での胃カメラの無料実施を要望していましたが、来年度から50歳以上の区民は従来のX線バリウム検査に替えて胃カメラを選択できるようになる予定で、実績に!

その胃カメラの際に、がんは認められなかったが慢性胃炎と診断されれば、ピロリ菌検査に保険適用がされるので、親切な医者でしたらそのことを勧めてくれますが、そうでなければ検査されないまま放置されてしまう恐れも。

こういった話は、やや複雑なので、説得的な質問にするには今回は時間が足りなくて不消化でしたが、これからも臨床の経験を生かして、現場に沿った要望をしっかりして訴えてまいります!!