2014年9月14日
十字架称賛
カトリック円山教会
ケン・スレイマン神父
第一朗読 民数記21・4b-9
第二朗読 フィリピ2・6-11
福音朗読 ヨハネ3・13-17
みなさんバザーの準備お疲れ様です。
これから大切な行事があるので、この行事に神様の祝福がありますように祈りましょう。
私達はイエス様の親戚なので、彼の心にならいましょう。
「イエス様は仕えられるためではなく仕えるために、また、多くの人の身代金として自分の命をささげるために来たのである。」
今回のカトリック円山教会のバザーを通して、私達もイエス様の心にならって実践しましょう。
来る人々に喜んで仕えましょう。
十字架は愛のしるしです。
今年の教会のバザーの日とこの祝日が重なることは偶然です。
この祝日はとても古い歴史があります。
西暦326年9月14日、聖ヘレナ(皇帝コンスタンティヌスの母)はエルサレムで考古学者達と一緒にイエス様の十字架を見つけました。
十字架を守るためにその場所に立派な教会を建てました。
9年後、335年9月13日に完成しました。
もちろん、教会の中で一番大切なものは十字架でした。
しかし残念ながら100年後に敵の国がエルサレムに侵攻し、その十字架を奪われてしまいました。
14年後にローマ皇帝ヘラクレイオスが十字架を探して見つけ、コンスタンチノープルの有名なハジアソフィアの大聖堂に飾りました。
この十字架の歴史は私達の信仰生活に似ていると思いませんか?
信者になった時に熱心な心で救い主イエス様に感謝します。
しかし社会的な誘惑の影響で救いの贈り物の大切さを忘れます。
それは十字架を失うことに似ています。
そして人生の中で様々な出来事があって、またイエス様が必要なので、また信仰、十字架の大切さを取り戻します。
どうぞみなさん、今日は私達の心にイエス様の十字架を飾りましょう。
そして私達のにこにこの笑顔を通して、その心の愛を教会に訪問する人々に示しましょう。
頑張りましょう。