"倍返し" "おもてなし" "今でしょ" etc・
かつてない程の流行語ラッシュに溢れたといわれる2013年でしたが、早や大晦日となりました
昨年、初の試みとして企画した大晦日総集編・“年間ベスト10”ですが、ご好評(?)につき、本年第2回をやってみたいと思います
今年からは、各該当作のリンクを貼り、直接該当作に行けるようにしました
昨年末と同じく、僕が勝手に選んだwベスト10作をカウントダウン式で紹介し、当別荘の今年1年を振り返りたいと思います
ではスタートします^
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第10位
vol.141 神のいる山、そして御利益 香川プチブラ旅(5/7up)
http://ameblo.jp/maruwo26/archive2-201305.html#main
今年、Wo流に"四国再発見"の年となりました
本作では、琴平のこんぴらさん&観音寺の銭型を春に電車で訪ね、秋には、後程ランクインしていますが高知をツーリングで訪ねました
四国といえば八十八ヶ所に代表される数々の寺社や、剣山・石鎚山等の名だたる霊山を抱く、わが国有数の”神々の住まう土地”ともいえます。
久々に登ったこんぴらさんの石段、800段近くもあり、なかなか登り甲斐がありました。
その上この日、観音寺銭型を撮るために別の石段を200段近く登った後だったので、計1000段位は昇段し、疲れましたw
来年以降も、折にふれ四国を訪ねたいと思います^
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第9位
vol.141 「た」現る・第14の巻 氷川丸&江戸川乱歩邸に現る(9/10up)
http://ameblo.jp/maruwo26/archive2-201309.html#main
一つ位ランクインさせないと本人から文句がきそうなので、「た」シリーズも一作入れておきます^
当別荘唯一、生身の人間が案内する、異色(というか少々異常かも^)シリーズですが、今年は2作upしています。もう1作はランク外ですが、今年「た」シリーズは15作を数えました
第9位に入った本作は、横浜・山下公園の海辺に係留公開されている『氷川丸』と、池袋・立教大学構内で限定公開されている『江戸川乱歩邸』を別々の日に訪れたものを合作にした作です。
この、2つの題材に共通しているテーマは、"昭和という時代を垣間見る"です
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第8位
vol.156 秋の九州2013 今年は鹿児島 知覧~枕崎~開聞へ(11/14up)
http://ameblo.jp/maruwo26/archive2-201311.html#main
ここ数年、”秋は九州”というのが恒例化してきた感もありますが^、今年は鹿児島でした
羽田~鹿児島は飛行機、鹿児島県内は当別荘初となる”レンタカー移動”をしました。
薩摩半島を知覧~枕崎~開聞岳の麓、池田湖へと走ってきました。開聞岳のきれいな円錐形を一日眺めながら、知覧の武家屋敷通りや特攻隊資料館、そして日本さい果ての地の一つ・枕崎の街、かつて"イッシー"なる恐竜がいるとの説もあった神秘の湖・池田湖も訪ねました
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第7位
vol.149 青森大ツーリング(4)まだまだ謎の遺跡が
(8/17up)
http://ameblo.jp/maruwo26/archive2-201308.html#main
本年のツーリング作では最大となった『三陸・東北大ツーリング』、7~8月にかけて5作シリーズでupしました。
その中の第4回、秋田県北にある“大湯ストーンサークル”と、青森市にある“三内丸山遺跡”を訪ねた回を7位にしました。
大湯ストーンサークルを実際に見て、なんとも不思議な遺跡に思いました。約4000年前の墓ではないかという説がありますが、一見すると、広い草原の中に一定のパターンで”普通の石”が並べてあるだけの遺跡。至極シンプルなだけに、あんなに見る者の想像力を掻き立てる遺跡は他に無いと思います。
1つの石を中心として数十個の石を円型に囲んで1セットとし、そのセットが数十、数百と群をなして円を形成している有り様は、『沢山の太陽系が集まって銀河系を形成している様子』にも見え、僕には宇宙の縮図のように思いました・
そしてもう1ヵ所、当時"史上最大の遺跡発見"と話題になった三内丸山遺跡。ここも僕初めて行ったんですが、テレビで見て想像してたイメージよりはるかに大きく、夥しい数の住居跡や出土品に圧倒されました。付属の資料館の立派な事にも驚き、よくこんな大規模な遺跡がまとまって残ってたなぁと。印象深い北東北の遺跡2題でした
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第6位
vol.132 いまも色褪せない"人類の進歩と調和" 40年前の夢の跡、万博公園を歩く(2/1up)
http://ameblo.jp/maruwo26/archive1-201302.html
今年の初め、冬枯れの大阪・万博公園を歩いてきました。
1970(昭和45)年、高度成長期の繁栄を謳歌していた日本は、ここ大阪・千里の丘で、アジア初の万国博覧会を開催しました。
そのシンボルだった『太陽の塔』は、いまも強烈な存在感で、現地に建ち続けています
本作は、万国博当時のパビリオンのうち唯一現地に残されていた『鉄鋼館』を改装し、当時の資料を公開している『EXPO70パビリオン』の見学がメインでした。
これら万国博旧跡や博物館等を含め、跡地は現在"自然文化園"という広い緑地になっていて、当時の日本庭園等も残る園内を歩いてきた作です。日本が一番元気だった頃の面影を振り返った一日でした
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第5位
vol.140 20年に一度『三ツ山大祭』&数十年に一度『姫路城大修理』(4/29up)
http://ameblo.jp/maruwo26/archive1-201304.html
“20年に一度”といえば、今年行われた伊勢神宮の式年遷宮が有名ですが、兵庫・姫路にもそれと同じ年回りで、姫路城近くの播磨国総社で、神社前に巨大な仮設の山を3つ置く『三ツ山大祭』が今年行われました。
↑写真の通り、大変カラフルな色彩の山ですが、祭礼の期間中この山の頂上に設けられた祠(山上殿)には、全国から神様が降臨されます。
この"山"は、全国の祭りで市中を巡行/渡御させたりする"曳山/鉾"等と同じ種類のものだという事で、"動かせない山"はその原始的な形だそうです。全国的にも稀有なこの祭礼、20年に1回という事がますますその値打ちを高めているとも言えます^
併せて、平成の大修理が行われている国宝、そしてわが国で初めて世界遺産に指定された“姫路城”の修理の様子も掲載しました。こちらは20年に1度どころか、数十年に一度しか見られない貴重な光景でした
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第4位
vol.131 東海道53次ブラ⑥ 島田宿 大井川越え&知られざる木橋 (1/18up)
http://ameblo.jp/maruwo26/archive1-201301.html
これも恒例になりましたが、新年第1作の"東海道五十三次シリーズ"、今年は静岡・島田宿でした
“越すに越されぬ大井川”、川越人足の手を借りて渡河していた大井川は、江戸防衛を期す幕府の方針で橋を架ける事も渡し船も認められず、わざと渡りにくい川にしてありました。
そんな大井川に面した、東海道宿の中でも独特の立地だった島田宿。島田市の手で、旧街道沿いの民家を徐々に買い取り、かつての宿場を再現する取り組みがすすめられていました
そして、予備知識無しで急遽行ってきた"世界最大の木橋"、蓬莱橋も本作のハイライトでした。明治初年架、橋脚等は補修されてるものの基本的には往時そのままの姿で現在も使われている、驚異の橋でした^
島田市、静岡のベッドタウンといった街ですが、旅人や吟遊詩人に深いゆかりがある街だという事も実感してきました
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☆この後ベスト3に入りますが、その前に・
ベスト10に惜しくも漏れたけど、しかし特記しておきたい作を取り上げる、『惜しい!敢闘賞』を、今年から創設したいと思います^
毎年1作~数作程度を選びたいと思いますが、今年は2作いきます
惜しい!敢闘賞(A)
vol.155 高知ツーリング(3) 桂浜~室戸岬~徳島 (10/30up)
http://ameblo.jp/maruwo26/archive1-201310.html
先程の第7位・三陸・青森大ツーリングとともに、今年最大級のバイク行だった高知ツーリング、10月に3回シリーズでupしました。
高知ツーリングのうち1作が、この後ベスト3入りしてるんですが、もう1作入れたく、本作を敢闘賞に入れました^
四万十川や足摺岬等、全国有数の豊かな自然が残る高知県西部。廻っていて活気や明るさが感じられた半面、本作での室戸岬から東洋町にかけての高知県東部は、いい景色には違いないんですが、やや寂しさも感じられる雰囲気でした。
本作は高知市から室戸岬を廻り、徳島経由で帰京の途についた最終回ですが、このルートは”四国一周鉄道”という壮大な計画のもと当時の国鉄が建設を始め、国鉄破綻により頓挫した"阿佐線"の夢の跡とほぼ一致します。(※破綻時に出来ていた路盤の一部を使って、第3セクターにより部分開通。その様子も掲載)
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惜しい!敢闘賞(B)
vol.145 20年に1度・式年遷宮の伊勢神宮へ 後編/内宮とその周辺(6/29up)
http://ameblo.jp/maruwo26/archive1-201306.html#main
先程、第5位で"20年に1度"の姫路・三ツ山大祭をご覧頂きましたが、全国的には"伊勢神宮の遷宮"という事で、伊勢へWo号で訪ねました。
2回シリーズで、前編外宮、後編は内宮を中心にその周辺も廻りました。本作の後編では、内宮のほか猿田彦神社や内宮の別宮など周辺の神社のほか、"おかげ横丁"等、神宮前の土産物街も歩きました
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ではここから、ベスト3です
第3位
vol.136 台湾旅(2)新幹線からローカル線へ・台湾鉄三昧(3/10up)
http://ameblo.jp/maruwo26/archive4-201303.html#main
今年の冬海外は、台湾でした。
5作シリーズで、3月に順次upしましたが、その中で本作をランクインさせてみました^
近年開通した台湾新幹線に乗り、中部の山あいの村、集集を訪ねた作です。最新の高速鉄道から、昔ながらのローカル線で山の中へという、鉄ちゃんならずとも楽しく鉄旅が楽しめるルートです
そして台湾といえば、あらゆる場所に散見される”日本時代の面影”を発見しながら歩くのも楽しみの一つです。台湾名物の夜市や、台北随一の歴史ある寺院等も訪ねた作です
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第2位
vol.154 高知ツーリング(2) 生感動、清流四万十・足摺岬 (10/23up)
http://ameblo.jp/maruwo26/entry-11634987039.html
バイク乗りなら一度は走ってみたい憧れの道、日本最後の清流とも言われる四万十川沿いの国道381号を、今年ついに訪れることが出来ました^
四万十川流域の手付かずの自然は、期待通りの大感動でした。
本作では四万十川に沿って内陸へ走り、愛媛県境の今年わが国最高気温41℃を記録した江川崎まで行って折り返し、足摺岬まで走ったコースでした
僕が特に感動したのは、足摺に行く途中にあった弓型の美しい砂浜、大岐が浜。国道沿いの展望所から眺める広々とした弧を描く海岸線は息をのむ美しさでした
又、当別荘初の試みとして、走行動画を掲載(※Youtubeに当別荘補助チャンネルを創設)しました
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いよいよ第1位です^
今年トップはこれにしました
第1位
vol.148 青森大ツーリング(3) 十和田湖の周りは謎だらけ・キリスト墓他(8/3up)
http://ameblo.jp/maruwo26/archive3-201308.html#main
第7位にも三内丸山の回をランクインさせましたが、5回シリーズだった三陸・青森大ツーリング、僕の中では今年一番満足できたシリーズになりました
1位にした理由は、テーマが過去なかった種類のネタで、過去作にない特色があった事からでした
本作で走った青森県・新郷村、”キリスト墓”をはじめ、太古の太陽信仰の痕跡とも言われる”ピラミッド”と呼ばれる巨石が点在する山等、謎の史跡が点在し、由来不明の盆踊り唄の風習等、謎のオンパレードのような村でした。
これら新郷村の数々の謎や風習は、はるか中東のユダヤ人との繋がりと指摘する向きもあり、本作でも"日ユ同祖論"にまで言及、キリスト墓の敷地に併設されている村立資料館では、謎に包まれた資料の数々を実際に見る事ができました。
本作後半では、新郷村近くの十和田湖も訪れ、美しい湖畔の風景の写真も掲載。十和田湖から青森市へつづく奥入瀬渓谷も一部走行、一般道路のすぐ横が清らかな渓流という光景も楽しんできました
盛り沢山な旅だったと自画自賛しw、第1位としました^
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以上、今年のベスト10でございました
勿論、ランクインしていない作も思い出が詰まっています。夏のバスブラ・姫路書写山や、三陸青森ツーリングの第1回・三陸海岸縦断等、割愛するのが惜しかったです
なお、今年一年間で計30作upしました
あと、今月からカテゴリー分けを一部変更しました。
"寺社"と"国内その他"を統合し、『国内一般』としました
理由は、現在最大のシリーズになっている"ツーリング"や、その他バスブラや東海道五十三次、「た」シリーズ等にしても、目的地の多くにお寺や神社が入っており、寺社としての独立したシリーズの位置付けがやや宙ぶらりんの状態になっていた事です。
将来的には再度統合、あるいは逆に細分化する事もあるかもしれませんが、しばらくはこの分類でいこうと思います
来年も当別荘、宜しくご愛読下さい。
どうぞよいお年をお迎え下さい。そして、これを新年にご覧のかた、明けましておめでとうございます
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【資料編】
2013.12.30現在
☆作数 計160作 +号外1作(※2012.5 皆既日食)
☆2007年創設からの、カテゴリー別作数計↓
▽ツーリング作 50作
▽鉄分(鉄道もの) 17作
▽海外編 32作
▽国内一般 33作(※号外を含む)
▽東海道53次ブラ 6作
▽バスでブラブラ 4作
▽「た」の現るシリーズ 15作w
▽記念(メモリアル) 4作(本作を含む)
☆画像フォルダ容量残 1028.6MB/2000MB(使用率 51.43%)
(※2022追記:画像フォルダ容量については、その後大幅に増加されました)
(※2022.12 2024.5 文一部修正)