私のブログにたびたび登場するインド人同僚。
彼が登場した過去ブログはこちら↓
彼は、真剣な交際相手を探しています
カナダへは、当時のガールフレンドと一緒に移住してきたのですが、宗教のちがいで両親からの同意が得られず。
そのまま付き合っても、結婚は許されないだろうということで、別れたそうです。
許すも何も、本人たちの意思じゃないのかと思うところですが、インド人同僚いわく親は裏切れないそうです。
インドでは、今もお見合い結婚が頻繁にあるそうで、それ専用のアプリもある様子。
彼が教えてくれたお見合いアプリのプロセスは、意外なものでした。
→ 本人+親が一緒になって良さそうな相手を探す
→ 本人+親が、相手のプロフィールを見て“いいな”と感じたら、コミュニケーション開始
→ 男性側から女性側の両親とお話
→ クリアしたら、初めて本人同士でお話
だそう(地域、宗教、家族間でも異なる)
結婚する本人たちより、親の意思が重んじられるようです。
インド人同僚と元カノ。別れてはいるのですが、実はまだ好き同士で、どこにいくにも今でも一緒に行動しています(まだ一緒のシェアハウスに同居)。
カナダ人同僚:
「ソウルメイト(元カノ)がいて好き同士のに、なんで親の目を気にして違う人を選ばなきゃいけないの?しかも、お前の親はインドにいて、手出しできないじゃん!」
「もし自分に子どもができた時に、子どもへ同じように抑圧するようなことする?」
インド人同僚:
「もちろんしないよ。でもこれは、自分の親のことだけじゃない。インドにいる親戚や近所の人たちにも関わるし、、、俺、長男だし、、、」
インド人同僚が歯痒そうにしているのを見ていて、本人たちは、かなり辛い立場だろうなぁと感じました
そんなこんながあり、インド人同僚は、なぜか私が夫と出会ったマッチングアプリ(Match.com)を試してみることになりました。
シフト中の患者さんがキャンセルした空き時間を見計らって、インド人同僚のプロフィール作成の手伝いをすることに(女性側の意見も必要ということで、半強制的に私も駆り出されました)。
プロフィール作成の過程で、『Love Language』なるものを2つ選択する項目がありました。
私は、Love Languageとは何ぞやと、頭に"???"が浮かんでいましたが、カナダ人同僚がすかさず説明してくれました。
同僚たちと私のLove Languageは、
カナダ人同僚: Gifts, Physical Touch
インド人同僚: Gifts, Quality Time
私: Quality Time, Acts of Service
アプリのプロフィールを作成する過程で、同僚たちから私の意見を求められた項目が、
“将来、子どもが欲しいか否か”
インド人同僚は、どちらでもよかったようですが、女性の意見を聞きたいと。
私: 「人によるんじゃない?子供が絶対欲しい人もいれば、そうじゃない人もいるし。」
インド人同僚: 「何を選んだ方が、もてると思う?」
私: 「わからないよ。人によるし。」
そんな会話をしながら、無事に同僚のマッチングアプリのプロフィール作成が完了。
ただ、プロフィールには載せていないこと(載せられないこと)もありました。
それは、
インド人同僚の希望: 既に何らかのステータスでカナダに居住、肥満NG
親からの条件: 同じ宗教、できればインド人
これらの全てをクリアするのは、なかなかの難題のようです。
特に、"同じ宗教"、"インド人"、"既にカナダ在住" のコンビネーションが難易度を上げている様子。
親同士の反対を振り切って元カノとの関係を選ぶか、誰か新たな相手を見つけるか。
どちらにしても、同僚の今後が、上手くいくように見守りたいと思います。