前回は、エアカナダから誕生日特典をもらった内容でした↓
カナダ人夫からの誕生日プレゼントは、ディナーとケーキ、文庫本(日本語)でした。
文庫本は、
- デューン 砂の惑星(DUNE)
- 2001年宇宙の旅(2001: a space odyssey)
両方ともAmazon Japanで手に入れたそうです。
夫は、以前にもサイエンスフィクションの本をギフトとしてくれました。
しかし、その本は英語でわりと分厚め。最初の20ページほどを読んだ後からは、手を付けずにいました。
私がその本をしばらく読んでいないことに気づいた夫は、不満気でした。
夫:「せっかくあげたのに、何で読まないの?sci-fiの本が好きって言ってたじゃん」
私: 「好きだよ。日本語で書かれていれば。英語の本を読むのは、楽しむというより勉強させられてる気分になる」
※ギフトとしてあげた物について、あげた元の人がとやかく言うのもどうかと個人的には思いましたが、その時は何も言いませんでした。
そんなやりとりが以前にあり、今回は日本語の本を手に入れてくれたようです。
しかし、DUNEの文庫本。その仕組みは、夫には納得できないものでした。
そもそも、原著者であるFrank Herbertによるオリジナル版DUNEは、6作ある様子。
その中で、夫が自身のコレクションとして持っているのは最初の2作(本)です。
1. DUNE
2. DUNE Messiah
私たちは、映画版のDUNE 1をDVDで、DUNE 2を劇場で以前に観て、とても気に入っていました。
さて、DUNE 砂の惑星(文庫本)を私に手渡してくれた際に、夫が「確かめてほしいことがあるんだけど。表紙に何って書いてあるか教えてくれる?」
夫によると、Amazon JapanでDUNEをオーダーした時に、“DUNE”と“1st” と説明書きがあったそう。
その説明を見た夫は、この1冊でオリジナル版DUNEの1作目を網羅+翻訳してあると考えたそう。
しかし、文庫本の表紙に、『上』とあるのを見た私は嫌な予感がしました
私:「たぶんだけど、これはDUNE 1作目のfirst volume(上巻)だと思うよ。この文庫本だけでは、1作目は完結しない気がする。」
夫: 「。そんなことある?一緒に調べてくれる?」
調べたところ、DUNE 砂の惑星は、オリジナル版の1作目にあたるので間違いなし。
しかし、文庫本ではオリジナル版の1作目を『上・中・下』に分けており、私の予想した通りでした。
つまり、DUNEの1作目を網羅していると思って夫が買った文庫本は、1作品を3分割されたうちの上巻のみだったということです。
その事実を夫に伝えたところ、
「That's ridecurious 」とプリプリしていました。
「I'll order other two as well!!」と言い出したので、日本からの送料もかかるし、今度日本へ行くときに一緒に買いに行こうと悟しました。
「ちなみに、2作目のDUNE Messiahは、日本語文庫本では、“上・下”に分かれているみたいだよ。」
と夫に追加情報をあげたところ、
「It doesn't make any sense! 」とさらにプリプリしていました。
私が訪れたことのあるトロントの本屋さんでも、2巻以上に分かれている文庫本を見かけたことがあるので、上巻・下巻のように分かれている文庫本は、日本に限ったことではない気がします。
夫の本棚にあるのは、ほとんどがハードカバーなので、本人がソフトカバーの本について知らないだけなのではと
何はともあれ、誕生日プレゼントの本は、2001年宇宙の旅から読み始め、日本への渡航が近くなってからDUNE“上巻”を読むことにしました。
おまけに、夫からのバースデーケーキです↓
ケーキのメッセージは、今のところ毎年変わっています。
今年は、“Happy Solar Orbit Anniversary!"でした。
※夫の趣味のひとつは、astronomy