左團次追善狂言として男女蔵が「毛抜」。

歌舞伎座で主役やるの初めてではないかな?

お父つぁんが亡くなって、いきなり先頭に立たなくてはならなくなった。

どうかな?と思ってたけど、落ち着いて演じていた。

後ろに息子の男寅が居るから頑張った。

脇も豪華で功を奏した。

左團次の人望のお陰。

有難いこと。

こう言う所が歌舞伎特有の素晴らしい所。

男女蔵も近いうちに五代目左團次になるのかな?頑張らないとな。


「幡随院長兵衛」

対立する團十郎と菊之助。團菊祭だ!

やっと絡んでくれた。

團十郎の台詞回しや目がギョロリは相変わらずだけど、これが團十郎だと思って。ま、いっか。笑

彼の持ち味は存在感。これは真似しようと思って出来る事ではない。

母から聞いた話では、初舞台の時から肝が据わっていたと。


しかしこの芝居、いつも思うのだけれども、そんなに命落とすような事なの?って…。

これをお母さんに言うと「歌舞伎は理屈じゃ無いのよ!」って言われるな。


水野の屋敷の襖の柄がオモダカだった。長兵衛が最後に着ている浴衣もオモダカ。

明日は一周忌だ。


左團次さん。


菊五郎との「夕顔棚」
もう一度観たかったな。
優しいお顔。良い写真だな~。


左團次と言えばやっぱり助六の「意休」
意休と言えば左團次。