今日の感動を記録に残す。
眞秀くんの襲名「音菊眞秀若武者」おとにきく、まことのわかむしゃ。
これがビックリ!
襲名なのに劇中口上も無く、1つの物語をしっかり見せた。
歌舞伎技のオンパレード!
鳴り物は、長唄、常磐津、義太夫、更には大薩摩まで!
菊五郎の台詞は役者の道を歩み出した眞秀へのエール。
立ち回りは菊五郎劇団の弟子達で盛り上げる。
最後は幕外の引っ込みで終わった。
女形で舞踊、立役では立ち回りを見せた。兼ねる役者になるんだね。
なんか、、、菊五郎の、大きくて広くて深い愛を感じた。そう思ったら泣けてしまった。
帰り道、私の妄想は膨らみ 、こみ上げてくる涙をこらえるのが大変だった。。
菊五郎も将来を考えて自分が居るときに、眞秀くんの歌舞伎役者としての道筋を付けておきたかったのだろう。
それは、父として娘のしのぶさんへの愛でも有るのではないだろうか。
歌舞伎界にも強いアピールを残した。
「眞秀をよろしく頼むよ」と。
菊五郎さんの思いを勝手に想像すると、涙がでてくる。
眞秀くんの台詞は菊五郎さんにそっくりだった。菊五郎さんが稽古を付けたのかな。
この舞台を作ってくれた意味を分かる時、眞秀くんは何を思うのだろうか。
大人になっても出来る役だから、再演すれば良いね。
1人の役者人生のスタートに立ち会えたことに感謝する。
菊五郎、人として尊敬する人。
粋で格好いい!
大好き!