「火星の女王」
NHK放送100年で、小川哲さんのSF小説を90分✕3回のドラマにしたものです。
火星に人類移住し40年が経過した2125年。
火星を管理統治するISDA(イズダ)は全住人10万人を地球に帰還させることとしたが、反対する火星住人は、ISDAの局長タキマ(宮沢りえ)の娘で目が不自由な少女リリ(スリ•リン)を誘拐する。
一方、22年前に地球で発見された謎の黒い球体と同じ物体をカワナベ(吉岡秀隆)が火星で発見する。リリの恋人であり、カワナベの元同僚の息子アオト(菅田将暉)も地球で物体の行方を追う。
派手なCGなどを使ってはいませんが、本格的なSFをNHKがやってくれるのは嬉しいですね。
火星の環境は建物やファッションなど丁寧に作られていて、地球とのメッセージ通信に10分かかったり(これは後で重要になりますが)、登場人物の使う言語がバラバラ(日本語、英語、中国語など)だったりと、妙なところがリアルです。
さて、問題は謎の物体です。火星と地球に一つずつあり、強い重力波を発生させているのですが、これが最終回で何を起こすのか。
この結末は、肩透かしという感じもしましたが、皆さん納得するのでしょうか。私はそんなところもNHKドラマらしくて良いと思いましたけど。