「高一事変」(松岡圭祐 角川文庫)


凶悪犯優莉匡太の次女、優莉結衣は、人権団体の支援により北茨城の鵺沼高校の1年生として入学するが、町ぐるみの陰謀に巻き込まれる。


あの「高校事変」の第1巻では、ヒロイン優莉結衣は高校2年生だったので、その前日譚ということになります。


なんだか歯切れが悪いのは、高校事変で語られる結衣の過去に、この高校は出てこないのです。

また、本書では結衣はPlazma(米津玄師)を口ずさんでいるので、令和元年に始まった高校事変とは時期が合いません。(まあ、このシリーズでは無視すべきことですが)

しかもこれは続きも(シリーズ化?)ありそうです。

ということで、前日譚というより別の世界線と考えるべきかも。そう言えば千里眼シリーズもそんなことがあったような気がします。

そう考えると、結衣が高校事変シリーズ初期よりも、荒っぽくて煽り好きなのは、納得できるかも。

さて肝心な内容はこの台詞に集約されます。

「いつもいってるじゃん。女子高生は最強だって。」