映像の世紀特別編「ヨーロッパ2077日の地獄」というのを3週連続でやってました。
第二次世界大戦当時に撮影された映像を、高精細カラー映像にしたもので、白黒→カラーに変換されているとともに、今まで画像が粗くてわからなかったヒトラーなどの表情や手元までわかったりします。
勿論8月のこの時期にこれを放送するというのは意義があることで、戦後80年経っても風化させてはいけないことです。
で、それは置いておいて、「高精細カラー映像」というのに考えさせられるものがあります。
今までほとんど白黒で認識していた第二次世界大戦が(映画とかは別にして)、とてもリアルに感じられるんです。この地獄の中にいたのは私達と同じ人間だと。ただ、本当にこの色彩だったのかは分からないのですが。
更に歴史上の人間の日常、表情や手の震えまで子細に見ることで、「この地獄をもたらしたのも、それに畏怖しているのも私達と同じ人間」なのだと強く感じます。
まあ、その意味でもこの企画は、いつこんな悲劇が起こるかわからない、という認識を高める意義はあるでしょう。
なお、もう一歩踏み込むと、こういう映像って、意図的に歪めることも可能かも知れません。(勿論NHKはやらないと思いますが。)
だって、そもそも無かった映像を、これこそ真の映像として観ているわけですから。
とか、考えすぎでしょうか。