「負けヒロインが多すぎる!」が最終回でした。
使い古されたはずの学園ラブコメが、ちょっと角度を変えるだけでこれほど新鮮に感じられるとは思っていませんでした。
恋愛に勝ち残れなかった負けヒロイン達が、何だかんだ言って魅力的なんですよね。
それでも焼塩や小鞠は色々苦労している感じはありますが、八奈見杏菜に至っては、ちゃっかり居心地の良いポジションで楽しんでます。
そして問題は温水くん。
自分の役割を理解して、無闇にそこから踏み出さないところ。そのスレスレのところが、(温水くんのくせに)八奈見ちゃん達と楽しそうな羨ましい関係を維持できる要因なのでしょう。
もう一つ羨ましポイント、妹の佳樹ちゃんに愛されすぎ。佳樹ちゃんがストーリーに絡むところも観たかったですね。
最終回は何があるわけでもないですが、偽装デートの話は、そういう彼ら彼女らの世界を象徴しているようで、楽しかったです。