続いて春アニメの新作。

まずは人に薦めるくらいには気に入っている作品から。


「終末トレインどこへいく?」

期待を超える問題作です。

吾野からだいぶ池袋に近づきましたが、ここに来てなお、本当に何を描きたいのかはつかめません。

でも、各話のエピソードは他のアニメにない癖の強さで驚かされます。特に前回の8話「練馬アリス」はまさに渾?沌で傑作。

ちょっと「けものフレンズ」を観たときを思い出しました。ラストはどう決着するのか楽しみでしかありません。


「夜のクラゲは泳げない」

一人一人の描き方がうまくて、熱く突っ走るだけでなく、未熟な自分を弱気に振り返ってしまって上手く羽ばたけないもどかしさがあります。それを仲間と支え合うのか、現代っ子(古い)は違うのか、青春ドラマとして傑作の匂いがします。


「ガールズバンドクライ」

こちらは夜クラと違って、音楽という共通目標がありながら何かとぶつかってばかり(バンドあるある)。特にボーカルの仁菜はなんであんな怒っているんだろうと思いつつも観てしまいます。

3DCGは、あまり気にならなくなりました。

音楽と演奏シーンは繰り返し観たくなるほど最高。


「魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?」

観ている方が恥ずかしくなるラブコメ。ネフィ(市ノ瀬加那)が可愛くてこれだけでも満足ですが、ザガンとネフィの力の謎など、ストーリーの展開も面白くなりそう。