「イップス」も5話まできました。


小説が書けなくなったミステリ作家(篠原涼子)と捜索できなくなった刑事(バカリズム)のイップスコンビが殺人事件の謎を解く。


倒叙ミステリは最初から犯人がわかっていて、探偵役がどのように追い込むのかが見せ場なので、会話劇としての面白さが必須です。その意味で脚本、演出は面白くできています。

特に篠原涼子さんの一言多すぎるキャラクターは上手いなあと思ってます。

トリックは若干チープな気がしますが、ご愛敬でしょうか。


で、ここまでで思うのが、犯人に対する目線がドライで、救いがないことです。殺人が仕方なかったと思わせるところがない(当然なのですが)というスタンスです。特に今回の犯人(渡部篤郎)の殺人の動機は鳥肌です。


ラストでちょっと展開があったので、これからはバカリズムさん演じる刑事の過去がクローズアップされるのでしょうか。

期待して観ます。