人の役に立てるようになるために
自分の身を切り崩して、
相手のために何かしてあげることを
素敵なこと、美しい行為だと
思われることがありますが、
貢献・奉仕とは、
自己犠牲をすることではありません。
自分自身がたっぷりのエネルギーに満たされていて、
それがあふれていく形で
相手のためにそれを使っていくということです。
なので、まずは自分が自分をきちんと愛してあげて、
他者から受け取る愛によってではなく、
自分が自分自身にもっともっと
たっぷり愛を注いであげて、
自分自身の愛の光を輝かせていく
ことが大切なのです。
自分自身に対する愛が乏しい状態で、
いくら相手を幸せにしてあげたい
と頑張ってみても、
相手のかゆいところに手が届かないまま、
結局は共倒れになりがちです。
人は、自分が持っている物しか
他者に与えることができないからです。
自分にないもの、足りない物を
他者に与えようといくら頑張っても、
徒労に終わるだけで、
結果的に自分が疲弊していくだけなのです。
人の役に立ちたいという気持ちは
とても尊くて素敵ですが、
そのためには、何よりもまず自分自身を
ちゃんと愛してあげることが大切なのです。
それは、今のままの、
だめなところもいろいろある
ありのままの自分を、きちんと認めて、
そして受け止めて、
受け容れていくことが
必要不可欠なのです。
何か新しいいことをする必要はありません。
あなたは自分の中にある光の輝きを
しっかりと思い出せば良いだけなのです。