スピリチュアルという言葉を聞くと、
「えー! 怪しすぎる!」と思う人がまだまだ沢山います。
ましてや、スピリチュアル系の本や動画を見ていたりすると、
「危ない。変な宗教にひっかってるんじゃないの?」
と言われることも実際にありがちな話です(実話です笑)。
そのほとんどは、スピリチュアルというものについてよく知らないがゆえの
誤解からくるものではありますが、
何かそういう目で見られることが嫌で、
つい、一人でこっそりとやったり、多くを語らずにごまかしたりしがちです。
本当は、それがどういうものなのかについて、
正しくきちんと説明してあげられれば良いのですが、
なかなか簡単には言葉で説明できない部分が多いので、
それも避けてしまいがちです。
WHO憲章の前文で「健康」が定義されていて、
その後1998年にWHO常任理事会が健康の定義を改訂して
「スピリチュアルな健康」を加えることを決定したことをご存じの方も多いでしょう。
そして、残念ながらその後正式決定には至らなかった
(どうやら「大人の事情」によるものらしい)ものの、
世界の多くの国では既に医療界や健康科学界において
スピリチュアルな健康の重要性は認められていて、
そのためのさまざまなサービスが展開されている状況にあります。
欧米諸国では、医療の選択肢の一つとして
スピリチュアルな技法が正式に認められているとも聞いています。
けれども、日本は、なぜかその認識や導入が一般的にはかなり乏しく、
結果的に社会全体に依然として
「スピリチュアルなもの=宗教がらみの怪しいもの、危険なもの」
というイメージが強く残ったままです。
看護や福祉においては既にその必要性が指摘されているようですが、
「スピリチュアルな健康」という概念を取り入れることでこそ、
新しい治療法や医療・福祉のシステムが生まれる切っ掛けになるはずです。
「占い」は、日本人でも好きな人が多いですが
(占いは信じないと言う人でも、「今日のラッキー○○」は気になるものです)、
占いは所詮占いでしかないと思う人が多いですよね。
米国の一流大学では「占星術」の講義が正式に組み込まれているそうで、
スピリチュアルの重要なツールとして
占いは、積極的に学ぶべきものになっている時代なのです。
おそらく、日本では、
「オカルト」や「神秘思想」などの言葉と同じような感覚で
スピリチュアルがとらえられているのかもしれません。
いわゆる「普通の人が踏み入れてはいけない世界、怪しげな世界」といった感じで。
もしどこかのテレビ番組で「スピリチュアル特集」といった企画が組まれたら、
世間はどういう反応をするのだろうと興味があります。
今は「風の時代」と言われていて、世界が地球が大きく変化しているときです。
今年はそのスピードがさらに加速していき、
私たちの心の持ち方、精神性、あるいは肉体そのものにも
さまざまな影響が及んでくるときです。
社会の在り方、これまでの当たり前と思っていた価値観や仕組みも
根本的に変わっていくという、そんな重大・重要な出来事に対して、
「そんな科学的根拠がないようなこと、
スピリチュアル全開なことを誰が真に受けるものか!」
と軽視してしまって本当に良いのですか? と逆に心配になります。
今一度、自分自身の目で、自分自身の考えで、
今何が起きているのか、それがどこへ向かおうとしているものなのかを
冷静に客観的に見つめ直していく必要があります。
そして、そこには
「スピリチュアル」なものを正しく理解していく姿勢が欠かせなくなります。
残念ながらまだ誰にでもいつでも堂々とスピリチュアルな視点で話をすることが
できずにいる自分への自戒を込めて、、、
「真の幸せ」と「スピリチュアルな価値観」に気づいて目覚めさえすれば、
誰でも「虹の戦士」になれる。
・・・ホピ族からの日本人へのメッセージ