自己受容ができるようになれば、
うまくいかないことも受け止めることができるようになります。
自己受容ができると、
成功しても失敗しても自分を認めることができるようになります。
でも、そのための努力自体が怖いのです。
なぜって、
努力しても自分にはうまくできっこないと思っているからです。
試しにやってみて、もし「やっぱり」うまくいかなかったら最悪だ、
だったらこのままの方がまだましだと自分に言い聞かせてしまうからです。
結果的に、今の自分の「現実」を直視して認める、
つまり現実(良いことも悪いことも)を受け容れていくことも難しくなります。
それは、自分自身に起きたことだけでなく、
自分の身の回りの出来事(家族など)についても
冷静に客観視することできにくくなってしまいます。
こうして、「ほら、やっぱり私はダメな人間だ、
子供のころのまま何も成長していない、
自分では何もできない無力な存在なのだ。」と
自分に言い聞かせていくのです。
「自分自身を受け容れていく」ということは、
それくらい難しい作業なのです。
大変なことなのです。
なので、たとえ自己受容がうまくできずにいる人だとしても、
その人を責めてはいけないし、
ダメな人と決めつけてもいけません。
ましてや、本人が自分を責める必要もありません。
それも、その人自身が選んでいる人生の歩み方であり、
まだ変化・成長のタイミングが来ていないという、
ただそれだけのことなのです。
もう一度強調すると、
自分を受け容れていくことは大切なことですが、
それができないからダメだということではありません。
あなたはあなたのままで既に素晴らしいのです。
(でも、できることなら、何か良い方法があるなら知りたい、
と思う方のために、明日はいくつかのヒントを紹介しますね。)