大会12日目の甲子園は、どれも1点差で辛くも勝つという僅差の試合。延長に持ち込んでからの逆転サヨナラ!と燃える展開ばかりでした!
今年の夏も、あと数日か......
〈大会12日目 準々決勝〉
岩手 花巻東 5-4 鳴門 徳島
花巻 000002030 計5 H8 E2
鳴門 000003001 計4 H5 E0
鳴門は2点差の6回、一塁二塁の場面でタイムリーが2本飛び出し逆転に成功。
しかし、花巻東はそれを許しません。8回に3点を奪い、再び優位に立ちます。
そして巡ってきたチャンス、鳴門!
9回2アウト満塁――野球漫画のような場面が眼前に。
鳴門は5対4と1点差に詰め寄ります。が、一打逆転サヨナラの場面で3アウト。
強打対決の軍配は、花巻東に上がりました。
何といってもこの試合のMVPは花巻東、千葉くん。
打席では、ボールをカットしてカットしてファーボールにして出塁。
また、出塁時には”サイン盗み”にも見える手の動きで審判に注意されることも。
賛否両論だとは思いますが、花巻東の得点に貢献したことは間違いありません。
鳴門不動のエース、板東投手のピッチングも素晴らしかったんですが・・・・・・
花巻東、4年ぶりのベスト4進出を決めました。
山形 日大山形 4-3 明徳義塾 高知
日大山形 001001020 計4 H9 E0
明徳義塾 100101000 計3 H6 E0
日大山形は、明徳義塾が1回1点すれば3回に追いつき、4回再び離されれば6回に同点、その裏明徳の1点でまた離されれば8回、決定的な2点を取って勝利。
この試合も1点差、やはり見ていてどちらが勝つかわからないゲーム展開にドキドキしました。
正直、明徳義塾が負けるとは思いもよりませんでした。
これだから高校野球は面白い。
日大山形は、山形県勢初のベスト4進出。
群馬 前橋育英 3-2 常総学院 茨城
常総学院 020000000 0 計2 H6 E1
前橋育英 000000002 1X 計3 H10 E3
常総学院は、2回に得た2点を堅く守っていましたが、9回飯田投手が足のけいれんで降板、試合が動きます。
2アウト走者なしの場面からエラー等で二塁三塁とチャンスを作ると、好投を見せた高橋光成が2点3ベースで同点に。
延長戦へ持ち込みます。
延長10回表、常総学院は0点に抑えられ、その裏前橋育英の攻撃。
1アウト二塁三塁の場面でセンター前に落ちる当たり。
前橋育英、粘りで得た勝利で初出場でのベスト4進出です。
宮崎 延岡学園 5-4 富山第一 富山
富山第一 010000300 00 計4 H10 E2
延岡学園 000003010 01X 計5 H10 E1
富山第一は2回犠牲フライで先制。その後6回、延岡学園に逆転されますが7回3点を取り返し、再び優位に立ちます。
しかし8回に追いつかれ延長戦に入ります。
延長11回は得点がなく延長12回、延岡学園は1アウト一塁二塁のチャンス。
ただのセカンドゴロかと思われた打球は、一塁への悪送球でサヨナラの一打に。
延岡学園、初のベスト4進出を決めました。
〈大会13日目 準決勝〉※明日は試合休み。あさって準決勝となります。
11:00開始予定
山形 日大山形×前橋育英 群馬
13:30開始予定
岩手 花巻東×延岡学園 宮崎
2013年、夏の甲子園も残すところあと3試合。
夏が終わるよ・・・・・・
あ、今日の熱闘甲子園は見逃せません!
※今日から細部が変わりましたが、丸太の船頭Twitterのスコア表示に倣ったものです。