【つづき】
それでは、ミヨスマートとステレストに違いがあるのでしょうか?
基本的な「近視性デフォーカスによる近視の進行抑制」という考え方は同じですが、近視性デフォーカスを生み出す構造に違いがあります。
ミヨスマートの場合、ピントを合わせるためのレンズの中心部の周りに、小さな球面のレンズがびっしりと400個ほどハチの巣状に並んでいる構造。
ステレストの場合は、ピントを合わせるためのレンズの中心部の周りに、1000個の微小レンズが同心円状に並んでいる構造です。
効果に関してはデータに多少の差はありますが、明確にどちらのほうが優れているとは言えないのが現状です。
ちなみに価格もレンズだけで8万円くらいと、同じような価格帯です。
また運動などでメガネが邪魔になってしまうなら、一日使い捨てコンタクトレンズである「マイサイト ワンデー」も選択肢に入るでしょう。
こちらも同じような効果が実証されています。
ここまでの話を聞くと、「メガネで近視が良くなる!」みたいな誤解される方もいるかもしれません。
ただ実際には、これらのレンズを使用しても、近視が良くなることはありません。
これらレンズの効果は「近視の改善」ではなく「近視の進行抑制」に過ぎず、多くの場合、ミヨスマートやステレストを使用しても、眼軸長は伸びますし、近視も悪化します。
あくまで悪化するスピードをゆっくりにしてくれる、ということです。
さらに10歳前後で近視であれば、眼軸長がまだ伸びてしまう時期なので効果が期待できますが、眼軸長の変化があまりない大人(18歳以上)には効果は期待しにくいですね。
【おわり】
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